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December 12, 2004

ウスタビガの羽化

usutabi12月に入ってからも概ね暖かい日が続いていますが、先日(12月5日)ウスタビガ(ヤママユガ科)のメスが2頭羽化しました。ウスタビガは、秋に出現する大型のガで、山地では9月下旬、低地では10-11月に成虫が見られます。野外と違い、室内飼育では、羽化のずれが生じることがありますが、だいたい9月下旬から11月までに飼育羽化することが多いようなので、12月に入ってからの羽化は珍しいことだと思います。2頭ともメスなので、羽化翌日から未受精卵を産下しています。野外ではメスは不活発で、特に出現したばかりの頃には羽化した繭の近くでじっとしていることが多いようです。野外で繭に産付された卵は黒い粘着物質で覆われていますが、狭い飼育箱の中では、バラバラと落下方式で産卵が行なわれています。こうした落下方式は、灯火の周りに寄るクスサンなどでも行なわれるようです。

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