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February 27, 2005

アケビコノハ

jokojiakebi晴天だったので、午前9時ごろ、定光寺公園へ出かけてみた。テングチョウ、キタテハ、アカタテハ、ムラサキシジミなど成虫越冬するチョウの姿が見られるかもしれないと期待したのだが、どうやら時期が少々早すぎたようだ。里山とはいえ、やや寒冷な定光寺界隈には、チョウの姿は全くなし。

散歩がてら池の周りを一巡りしたところ、東屋の天井で越冬中のアケビコノハEudocima tyrannus (GUENEE)を見つけた。棒でつつくと落下。触ると、翅を開いたり、閉じたりした後、枯葉そっくりの姿で再び静止する。この蛾は、自然度の低い自宅付近にも時々飛来する普通種だが、いつ見ても面白い形をしている。撮影地は定光寺の正伝池周辺。

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February 25, 2005

チャハマキの幼虫

blotch23chahamaki2月17日、散歩中にチャハマキHomona magnanima DIAKONOFFの幼虫を見つけた。幼虫は植栽のタブノキの葉を重ね合わせ、その間に潜んでいた。本種は幼虫越冬することが知られている。これまでに、ツバキ、クスノキ、シャリンバイなどでこの幼虫を見つけたことがある。写真の幼虫は先ほど撮影したものだが、脱皮寸前らしく頭部や表皮が浮いている。

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February 24, 2005

ジンチョウゲの花芽

jinchoge寒さの残る3月、あてどもなく夜歩きをしていると、えもしれぬ香りが漂う。濃艶な芳香によって、沈丁花がすぐ近くで咲いていることに気づく。

闇夜にほのかに漂う香をたよりに、見知らぬ人の面影に想像を巡らし、思いを馳せる。香の配合に小粋な工夫があっても、むせ返るほど匂いが強すぎれば、その人のセンスが疑われる。趣味の良さを感じさせる香なら、人となりや容姿も偲ばれる。華やかさのある香なら、それにふさわしいあでやかな麗人を想わせる。沈丁花の夜の香りは、平安朝の貴人の色事もかくやと想わせる。沈丁花の花芽を見ていると、今にも咲きそうな風情である。(写真は本日撮影)

ところで、沈丁花の葉は肉厚で、どうやら昆虫はこの花があまり好きでないらしい。蛾の幼虫で、沈丁花(ジンチョウゲ科)の葉を摂食するのは、ウスムラサキスジノメイガClupeosoma cinereum (Warren, 1892)と終令後期のモンクロシャチホコphalera flavescens(Bremer & Grey)ぐらいだろうと思う。

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フタモンアシナガバチの越冬

polistes3さきほどハマヒサカキの植え込みでフタモンアシナガバチPolistes chinensis antennalis PEREZが集団越冬しているところを見つけた。1頭引き抜いたら、巣に止まっていたが、撮影しているうちに地面に落下し、歩いて枯れ葉の間にもぐりこんでしまった。

フタモンアシナガバチは、新女王だけが生き残り越冬し、翌春単独で新しい巣を創設することが知られている。新女王は母巣を離れ、天井裏や外壁の隙間などで集団越冬するとのことだが(山根爽一『フタモンアシナガバチ』 1986 文一総合出版)、こうしてみると古巣にとどまることもあるんだ。

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February 23, 2005

冬のミバエ

Dip0217先日(2月17日)、タブの葉上で双翅目昆虫を見つけた。5mmぐらいの大きさで、ともかくよく動きまわる。体は黄褐色、翅に黒い横帯が3条見られる。「昆虫フォーラム」で種名を尋ねたところ、ミバエ科のミスジハマダラミバエTrypeta artemisicola らしい。(パレット「昆虫ワ-ルド」 #2613 田悟さん同定) 「原色昆虫大図鑑lll」(北隆館)の図は、翅の黒条がうす茶色に変色していて、わかりにくい。寄主植物は、ヨモギ、キクなど。冬は飛ぶ昆虫が少ないので、ミバエでも見つけると嬉しい。

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February 20, 2005

ヒメオドリコソウの花

himeodori散歩中にヒメオドリコソウを撮影しました。時期が時期だけに、日当たりの良い場所にしか咲いていませんが、春が近づいていることが感じられ、うきうきした気分になります。ヒメオドリコソウの周りにはサザンカの花弁が落ちていて、華ぎがあります。

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ヒメアカタテハの蛹

himepupaこのブログで先日紹介したヒメアカタテハの幼虫ですが、2月15日に蛹化しました。ただ、幼虫の体色が淡かったので、寄生でもされているのではないかと心配しています。さきほど蛹の写真を撮影しました。触角の節、小腮(成虫の口吻に相同する)、翅脈が出来上がっています。折りたたまれた脚もかなりはっきり見えます。蛹の胸部、翅部などや背部腹節の棘がかすかに金色に光るのは、構造色なのでしょう。

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February 16, 2005

できそこないのオオカマキリ卵嚢

ookama冬枯れのシーズンには、オオカマキリの卵嚢が目に入りやすい。植栽のツツジ、アベリア、ユキヤナギなどの低木の枝のあちこちで、オオカマキリの卵嚢が見つかる。その中に、形の崩れた卵嚢があった。オオカマキリのメスは、複数の卵嚢を造るが、成虫後期になるほど卵嚢は小さく、形もつぶれ、被覆膜も薄くなるようだ。こんな変形卵嚢でも、孵化するようだが、孵化幼虫数は当然のことながら少ない。

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February 14, 2005

オオイヌノフグリ

ooinu先日(2月12日)、近くの公園で、オオイヌノフグリの花が僅かですが咲いているのを見つけました。ヒメオドリコソウやカラスノエンドウも蕾が膨らんでいました。

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February 13, 2005

ナナホシテントウ

nanahoshi今日は曇り。裏の堤防を散歩したら、枯れ葉の上で風を避けるようにして越冬するナナホシテントウを1頭見つけた。こんな日には何を摂食しているのだろう。アブラムシかな?すぐ近くでギシギシの葉を舐食しているベニシジミの幼虫も2頭見つけた。

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February 10, 2005

その後のヒメアカタテハ幼虫

himeaka4ヒメアカタテハ幼虫が今朝脱皮した。体長約25mm。この幼虫は今年1月27日に裏の堤防で採集したもので、採集後2度目の脱皮。普通種ヒメアカタテハの幼虫は丈夫なので、飼育はいたって簡単。飼育容器の底にティッシューペーパーを敷き、ヨモギの葉を数回入れ替えたぐらいの放任飼育。容器の掃除も一度しただけだ。

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February 09, 2005

越冬するヨコヅナサシガメ

yokozuna青空に誘われ、久しぶりに虫を求めて猿投山麓を散策しました。雑木林に入ると、仕事やわずらわしい浮世のこともすっかり忘れ、夢中になって虫さん探し。サカキの枝につかまり越冬するウラギンシジミ、倒れたサクラの朽木の中で体を丸めるコクワガタ幼虫、樹幹にぺったり張り付くヨツボシホソバ幼虫、ウスバフユシャク♂などを観察しました。

なかでも面白かったのがマツの樹幹で幼虫越冬するヨコヅナサシガメ達。集団で越冬しますが、少し離れたところに強そうな?偵察係がいて、撮影のために近づくと、さっと隠れます。画像の右上端に足だけ見えるのが偵察個体です。

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February 06, 2005

春を待つ

beni4r今日は好天気。こんな日は、虫採りに出かけたかったが、たまった仕事を片付けるためにじっとがまん。せめてもの憂さ晴らしに、裏の土手を歩いてみた。ベニシジミの幼虫はどうなったのか?と、食痕のあるスイバに目をやったとたん、緑色の幼虫に焦点があってしまった。どうやら、私の目は幼虫向けに特化されているらしい。かの蛾家と称せられるS先生からもお褒めに預かったほどである。えへん。まあ、1mmのマダラガ幼虫でも探しだす私だから、ベニシジミの幼虫ぐらい楽勝だ。(自我自賛モード) ベニシジミの幼虫は先日に比べて着実に大きくなっている。もうすぐ春なんだ。

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