« セスジノメイガ | Main | トビネシャチホコ前蛹になる »

April 21, 2005

トビネシャチホコ幼虫飼育終盤戦

トビネシャチホコの幼虫飼育もいよいよ大詰めに入った。昨夜、最初に孵化した先発組の幼虫(恐らく♂)が前蛹になった。中臣謙太郎氏が、『樹と生きる虫たち』の中で、トビネシャチホコ幼虫を4令までコナラで飼育したことを記しておられる。中臣氏のようなシャチホコガの達人ですら、終令に持ち込めなかった幼虫ということで、この4週間あまり緊張の連続だった。飼育ケースを毎日掃除して新鮮な新芽(後には若葉)に取り替え、新芽に入りこんでいる多数のヤガやシャクガ幼虫を排除するなど、神経の使いどおし。事実、3令以降、脱皮に失敗して死亡する幼虫も数頭出てきており、注意を要するのはこれからなのかもしれない。終令幼虫は4令に比べ、頭部の黄色の斑紋が明確になるなどの違いはあるものの、基本的形態は変化が無い。中臣氏は食草に関する事前情報が全く無い条件下で、4令まで飼育されたのだから、さすがである。氏の成果を活かすためにも、なんとか蛹化まで持ち込みたいと思う。

caseYohboさんからご質問があったので、トビネシャチホコ老熟幼虫がもぐっている飼育ケースの写真をアップ。
容器は志賀昆虫で扱っているプラスチックケース(直径約13cm、高さ6cm)。砂は園芸店で売っているもので、霧吹きで湿らせる。砂の上には枯葉をかぶせてある。砂を用意するのは、幼虫が終令になり、暴食が際立ち、体が張ったような感じになってからで十分。しばらく留守をする時は、あらかじめ砂を入れ、枯葉をかぶせ、その上に食草を多めに置き、幼虫を放てばよい。

|

« セスジノメイガ | Main | トビネシャチホコ前蛹になる »

Comments

早速ありがとうございます。
これは大変ですねぇ。やれるだけやってみますね。
対馬はここ2・3日寒くなり,幼虫たちの食欲も落ちているようです。
コナラオンリーにしちゃったから,すねているかも…。
一気に蛹まで進むと嬉しいのですが。
またいろいろとご教授お願いいたします。

Posted by: yohbo@対馬 | April 22, 2005 06:35 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference トビネシャチホコ幼虫飼育終盤戦:

« セスジノメイガ | Main | トビネシャチホコ前蛹になる »