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May 03, 2005

シャクナゲとウスバシロチョウ

usubashiroチョウにはそれぞれ出現のピークがある。ゴールデンウィークに発生ピークを迎えるチョウには、無論ギフチョウやヒメギフチョウも含まれるが、交通渋滞の中をかなり遠出をしないと得られない。また、有名産地ともなると、当然朝早くから全国の熱心な採集者が狭いポントに多数集まり、ゆっくりと生態観察もできない。ところが、ウスバシロチョウ目当てに採集者が多数集まるなどということはついぞ聞いたことがない。ウスバシロチョウは淡い黄白色地に粋な黒い模様のある大変おしゃれなチョウだ。遠くから見ると、スジグロシロチョウに似ているが、飛び方が優雅なので、すぐわかる。ゆっくり飛ぶので、幼稚園児でも採れるチョウとも言われる。この時期に岐阜県の伊自良村などへ行くと、到るところ飛んでいるのはウスバシロチョウばかりで、採集する気も起こらないほどである。食草はムラサキケマンで農道横などに生えている草である。なぜかウスバシロチョウは葱坊主に止まっていることが多く、ネギ畑を探すと、ウスバシロチョウが見つかるほどである。

私がオキナワルリチラシの観察に行く愛知県鳳来町にはウスバシロチョウが岐阜県ほど多くは無いが生息しており、ゴールデンウィークに行くと会える。昨日鳳来町へ行ったところ、ツツジやホソバシャクナゲの花の間をウスバシロチョウがゆったりと飛んでいた。写真を撮りたいと待っていたが、止まってくれずに根負けしかけた頃、ようやくホソバシャクナゲの花に1頭止まってくれた。嬉しくて胸をドキドキさせながらデジカメを向けたが、あまりに深く花の奥まで潜って吸蜜するので、最初は翅の半分しか撮影できなかった。接写するために近づくと、警戒して花から離れようとするので、これまたうまく撮影できない。そうこうするうちに飛び去ってしまった。ところが、驚いたことに、すぐ近くの花にもう1頭、ウスバシロチョウが吸蜜に来ていたのだ。コツを学習したところだったので、2頭目は冷静に撮影できた。
2005年5月2日午後3時半 愛知県鳳来町で撮影

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Comments

T.Yさん、コメントありがとうございます。
ウスバシロチョウは翅の色が温かみがあり、飛ぶ姿も美しいのに、生活臭のある?ネギ畑や下草に止まっていたりして、なんとなくわびしい気がいつもしておりました。
やはり、美しい蝶にはあでやかな花がふさわしいですね。

Posted by: Phasmid | May 04, 2005 09:42 PM

美しいものどうし、すばらしい組み合わせですね。私はウスバシロチョウがシャクナゲで吸蜜することを初めて知りました。見たいです。

Posted by: T.Y. | May 04, 2005 09:15 PM

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