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June 14, 2005

仕事帰りに見た蛾と蝶

monkuro仕事を終えて自宅近くまで戻ってきたら、既に午後6時半だった。しかし、今日は気温が高い。太陽もまだ沈んでいなかった。何か虫がいるかもしれないと思って、裏の堤防へ向かおうとしたところ、ソメイヨシノの樹幹に前翅長10mmほどの赤っぽい蛾が止まっているではないか。Stigmatophora rhodophila (Walker, 1865) モンクロベニコケガ(ヒトリガ科コケガ亜科)だった。デジカメのシャッターを3回ほど押すと、さっと飛んで近くのプラタナスの樹幹に止まる。急いでプラタナスへ移動し、シャッターを押すとまた近くの別の木へと飛ぶ。そんなことを何度も繰り返しながら、なんとか撮影に成功した。

コケガ亜科蛾類幼虫は苔や地衣類を摂食するとされているが、なかには食葉性のコケガもいる。ヒメホシキコケガ、スカシコケガは食葉性だし、ウスバフタホシコケガも食葉性らしい(Phasmid 未発表)。他にも食苔性でない「コケガ」はいるものと思われる。これら食葉性の種はコケガ亜科からはずすべきだと私は考える。

beni7気を良くした私が堤防へ下りると、チョウが飛んでいる。ベニシジミとヤマトシジミだ。時間は午後6時45分。ベニシジミを撮影しようと近寄ると、機敏に飛ぶ。時間が遅くても気温が高ければチョウは飛ぶ。何度かシャッターチャンスを逃しながらも、下草に止まったところをやっと撮影する。ベニシジミは普通種ながら愛らしいチョウだ。真っ赤な太陽が地平線に沈まんとする中、私は満ち足りた気持ちで家へ戻った。

写真:モンクロベニコケガとベニシジミ 2005年6月13日名古屋市で撮影

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