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June 22, 2005

オオスカシバ初令幼虫

hylas1lアベリアの植え込みの前を夕方通ったら、 Cephonodes hylas hylas (Linnaeus, 1771)オオスカシバ(スズメガ科)を目にした。アベリアの花に吸蜜に来たらしいが、人の気配を察知して飛び去ってしまった。オオスカシバの成虫を見かけるようになってから2週間余り経つ。そろそろ幼虫が出現しているはずだと思い、クチナシ(アカネ科)が植えられている遊歩道へ行ってみた。クチナシのほかに園芸品種のヤエクチナシやコクチナシが植栽されている。オオスカシバの幼虫はクチナシ属ならどれもよく摂食する。食痕を目安に幼虫を探したところ、体長8mmほどのオオスカシバ初令幼虫が葉柄近くの主脈上に静止していた。脱皮直前らしくクチクラが浮いている。初令幼虫は他のスズメガ科幼虫とよく似ていて、肉眼で見る限り特徴が無い。

Gardeniaクチナシといえば、すぐ連想するのがイワカワシジミである。奄美大島以南に生息し、幼虫は果実に入り内側から果肉を摂食する。尾状突起が長く、裏面の深緑色の地色に白と黒の斑紋が洒落ている。シジミチョウとしては大型の方だ。クチナシの乾燥果実は正月のきんとんを美しい黄色に仕上げたい時使う。乾燥したクチナシの実を見るたびに、イワカワシジミを思い出し「これほど見事なクチナシの実なら幼虫がうまく育つのに」と、口惜しく思うのである。

写真:2005年6月22日 名古屋市で撮影
    オオスカシバ初令幼虫(令数は推定) / ヤエクチナシの花

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