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July 26, 2005

木曽駒高原の昆虫(1)

kiageha長野県の木曽駒高原へ先日行って来た。ウスグロマダラという地味なマダラガの行動観察が目的であったが、なんと生息地が消滅していた。ウスグロマダラは年1化性の湿地性蛾類で、山地のやや薄暗い湿地に6月下旬から7月に出現する。木曽駒高原の生息地は道路改修によって周辺が乾燥化してしまい、ウスグロマダラは言うに及ばず、他のチョウ類も激減していた。あまりのショックで意気消沈、そこへ以って気が滅入る事が相次ぎ、しばらくブログも休むことになってしまった。その間、画像と幼虫だけは増えたので、また追々紹介したい。


toraga4木曽駒高原では多数の昆虫を観察した。昆虫の生息密度が高いため、見ようとしなくとも自ずと虫が目に入り、デジカメのSDカード2枚分を瞬く間に撮影し尽くしてしまった。ちなみに私のデジカメはリコーのCaplio GX。しっとりした芸術的な写真は撮れないが、小型で接写に強いのがありがたい。幼虫もたくさん撮影したが、セリを摂食中のキアゲハ終令幼虫(上)、シオデに寄生するトラガ終令幼虫の無黒斑型(第1腹節背部の黒紋が未発達)(中)と同じくシオデ食いのモモイロツマキリコヤガ終令幼虫(下)の3種をアップしたい。

momoiro

2005年7月17日 長野県木曽郡日義村で撮影

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Comments

SAWAGUCHIさん、コメントありがとうございます。
デジカメの選び方はむづかしいですね。私の場合は昆虫を撮影するのに便利なカメラということで、Caplio GXを選びました。接写がボタン切り替え一つで簡単に出来ることと、軽くて小さいのでハンドバックに入れて常時持ち歩けることが魅力です。ただ残念なことは、メカニカルな写真に仕上がることです。植物を撮影すると、細部まではっきりと写るのですが、まるで理科の教科書のグラビアみたいなのです。リコーのデジカメは工業製品の不具合を報告する時などには威力を発揮すると思うのですが、奥行きが深く趣がある写真という点では今ひとつという気がします。

Posted by: Phasmid | July 28, 2005 09:49 PM

しばらく更新がなかったので、ちょっと心配しておりました。ご旅行かな、とよいほうにも思いましたが・・・。

カメラのご紹介、ありがとうございました。
コンパクトでこんな性能のものがあるとは知りませんでした。
ゆっくりカメラ屋さんに浸る時間もなく、脳みそは退化し、売り場に行けば、店の売りたいものばかり前面にあって・・・。
皆さんがどのようなカメラをお使いなのかは、興味津々です。

ブログ、楽しみにしています。

Posted by: Sawaguchi | July 27, 2005 05:43 AM

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