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July 07, 2005

ハチに擬態するヒメアトスカシバ

pernixgall今朝近くの小学校の側を通った時、フェンスの向こうにNokona pernix (Leech)ヒメアトスカシバが止まっているのに気づいた。自宅周辺ではごく普通に見られるスカシバガだが、ハチそっくりの姿にはいつも心躍る思いがする。成虫は6月下旬から7月上旬と9月にも出現する。幼虫はヘクソカズラ(アカネ科)の茎に虫えいを造り、終令幼虫のまま越冬する。虫えいは学校のフェンスや生垣にからまったヘクソカズラで見つけることができる。

日本産のSesiidaeスカシバガ科は現在のところ39種記載されている。日本産スカシバ科については講談社の日本産蛾類大図鑑ではなく、むし社から出ている有田豊・池田真澄(2000)『擬態する蛾 スカシバガ』の方を参照してほしい。約1000種記録されている世界のスカシバ科に関しては、下記が網羅的でお奨めである。
Clas M. Naumann ed.,1999 "Handbook of Palaearctic Macrolepidoptera Vol. 1 Sesiidae-Clearwing Moths"(GEM)
なお、幼虫がクチナシに寄生するオオスカシバはスズメガ科の1種で、スカシバガ科には属さない。

写真:2005年7月7日 ヒメアトスカシバ成虫と同種虫えい 名古屋市で撮影

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Comments

Hi, Everything dynamic and very positively! :) Thanks Nadine

Posted by: Nadine | March 17, 2009 12:01 PM

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