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August 30, 2005

セスジスズメ

sesujilmsesujill8月初め裏の河川敷では例年草刈が行なわれ、川沿い以外は全て丸坊主に除草される。ところが刈り取り後3週間も経つと、河川敷は若草が伸びはじめ再び緑色となる。この若草に様々な虫達が寄ってくる。Theretra oldenlandiae oldenlandiae (Fabricius, 1775) セスジスメ (スズメガ科)もその一つで、この時期芽吹いたヤブカラシには卵、各令期の幼虫と成虫が見られる。幼虫はかなり色彩変異があり、地色が黒いものから灰色まで多様である。また、尾角はアンテナの役目もしているらしく、背後から接近しても気配を察知して食餌植物からさっと落下。体を丸めて身を護るなど、動作は意外に敏捷である。地面や枯草の上の上にいると体長90mmもの巨体もうっかりすると見落としてしまいそうである。
sesujia

写真:中令幼虫、終令幼虫 セスジスズメ成虫 2005年8月下旬 名古屋市で撮影

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August 28, 2005

アリが用心棒のツバメシジミ幼虫

tsubameaシジミチョウ科幼虫はアリと何らかの関わりを持つものが多い。特にゴマシジミ、オオゴマシジミ、クロシジミ、キマダラルリツバメ、ムモンアカシジミの幼虫はアリと深い関係があることが知られている。しかし、これらのチョウは名古屋市のような自然度の低い地には生息しない。オオゴマシジミやキマダラルリツバメの観察をしようと思ったら、最低片道3時間は覚悟しなくてはならないだろう。時間やお金をかけずにもっと気軽にアリと関わりのあるシジミチョウの観察をすることはできないのだろうか?そんな思いを持つものに持ってこいのシジミチョウがいる。ヤマトシジミ、ツバメシジミ、ルリシジミ、ムラサキシジミである。確かに先の5種ほどにはアリとの関係は深く無いが、幼虫時代にアリが常につきまとう生態はなかなか面白い。

今日も何気なく植栽のハギを眺めていると、数頭のカマキリの姿が見られた。カマキリがいるというのはそこに捕食対象となる昆虫がいるということである。何がいるのかと思って探していると、アリがせわしなく行ったり来たりしている。アリの行き先を追ったところ、そこにはツバメシジミの幼虫がいたのである。幼虫の蜜腺からは蜜が分泌されているらしく、アリが多数寄っていた。多数のアリに護られて、ツバメシジミの幼虫は順調に生育するのだ。

アリとチョウとの共生関係については、種別の研究論文や報文は多く発表されているが、これらをまとめた論著が残念なことにこれまで無かった。ところが、先日出たばかりの本田計一・加藤義臣 編『チョウの生物学』(東京大学出版会)の第17章には、「アリとの関係」と題して、アリとの共生関係の論点や研究課題が18ページあまりに要領よくまとまられ紹介されている。お堅い学術書だが、興味のある箇所から読み始めると楽しめる本だ。

写真:ツバメシジミ幼虫 2005年8月28日 名古屋市で撮影

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鳥糞を吸汁するイチモンジセセリ

ichimoji今日は夏休み最後の日曜日だ。ツクツクボウシの鳴き声を聞きながら観察コースを歩いていると、ヤブカラシの葉上にイチモンジセセリの姿を見つけた。いつも人が近づくと僅かな気配でもすぐ察知して飛び去るイチモンジセセリ。ところが今朝に限って葉上を動こうともしない。よく見ると、イチモンジセセリは葉上の鳥糞に寄っている。腹端を鳥の糞に付着させるようにしては糞に長い口吻を差し入れているのだ。どうやら鳥の糞を自分の排泄物で溶かして吸汁する「吸いもどし」行動らしい。チョウの成虫が腐果や鳥獣糞、死骸で吸汁する例は決して少なくないし、イチモンジセセリについてもそうした報告例はある。しかし、イチモンジセセリの吸いもどし行動の現場を見たのは今日が初めてだった。自分にとっての発見がまたひとつ増えたことが何よりも嬉しかった。

写真:2005年8月28日 イチモンジセセリ 名古屋市で撮影

参考文献:福田晴男・浜栄一他(1984)『原色日本蝶類生態図鑑(IV)』 保育社

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August 26, 2005

ニオイゼラニウムを食むアオドウガネ

nioi昨日は台風が接近する中、東京へ出張した。JR大森駅を出たとたん、ミンミンゼミの鳴き声で迎えられた。東京はやはりミンミンゼミが多い。ふと花壇を見ると、虫除け効果があるとされるニオイゼラニウムの葉に食害の跡が見える。葉をより分けてみると、例のアオドウガネが2頭いて、雨にぬれながらニオイゼラニウムの葉を摂食中であった。自宅周辺でもニオイゼラニウムの葉がひどく喰われているのを見たことがあるが、あれもひょっとしてアオドウガネの仕業だったのかもしれないと思う。花壇の側にはササが植栽されていて、乾燥した環境に強いタケノホソクロバ幼虫の食痕が多く見られた。成虫もひょっとして発生していたのかもしれないが、雨足がひどくなったので、確認する暇は無かった。

仕事の後、八重洲ブックセンターへ寄って、『素数ゼミの謎』と『タケ・ササ図鑑』を買って午後4時ごろの新幹線で戻った。熱海を通過した頃には天候はひどくなっていて無事帰れるものやら心配だったが、幸い定刻どおりに電車は名古屋駅に到着した。せっかく東京に来たのだから、丸善日本橋店へも寄りたかったのだが、台風の接近状況を考えて泣く泣く止めて正解だった。もう1時間遅かったら、浜松駅あたりで足止めされていただろうから。

写真:ニオイゼラニウムを後食するアオドウガネ 2005年8月25日 東京都品川区南大井で撮影

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青く輝くタケノホソクロバ

takehosmtakehoso今朝散歩中にササの葉上でタケノホソクロバの成虫を見た。羽化したばかりらしく♂♀ともに新鮮で青く輝いていた。第3化の成虫である。8月23日にも本種成虫2♀と終令幼虫6個体を見ている。名古屋市内では本種は年3回の発生で、成虫は5月下旬-6月中旬、7月、8月下旬ー9月下旬に出現する。第3化の発生は10月にずれ込むこともある。出現期はかなり変則的で、卵、幼虫、成虫、蛹の全ステージが見られる時期もある。越冬態は繭内での前蛹態または蛹越冬である。成虫の大きさは♂の方が♀よりもやや小さい。触角は♂が櫛毛状、♀は棍棒状。この二点を手がかりにすると、タケノホソクロバの雌雄の見分け方は比較的簡単である。

Artona martini Efetov, 1997 タケノホソクロバ(マダラガ科)はタケ、ササの害虫として古くから知られている蛾である。それにしては学名の命名年が比較的新しい。実はこれにはちょっとした経緯がある。1990年代に、タケノホソクロバによく似た蛾でササに寄生するヒメクロバと呼ばれる山地性、北方系の種が生息することがわかってきた。タケノホソクロバには当時Artona funeralis (Butler, 1879) という学名が適用されていたので、ヒメクロバは未記載種であるものと思われていた。ところが、ウクライナのエフェトフ博士が原記載のタイプ標本を精査したところ、意外にもArtona funeralis (Butler, 1879)の正体はヒメクロバであり、タケノホソクロバの方が未記載種であったことが判明した。そこで、新たにタケノホソクロバを命名記載し、Artona martini Efetov, 1997 という学名が付与されたというわけである。

写真:Artona martini Efetov, 1997 タケノホソクロバ♂(向かって左)♀(右)2005年8月27日 名古屋市で撮影
            

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優雅でない「虫を飼う日々」

goma0825虫を飼育する日々ー傍目にはなんとも優雅な日々にみえよう。しかし、食草調達から幼虫の日々の世話まで代わりにやってくれる蝶専用の秘書やら、設備の完備した豪華な専用飼育室を持たない者には、まさに修羅の日々である。このところのゴマダラチョウ幼虫飼育で悩まされるのが成虫の羽化時間のばらつきである。最初の2個体は午前3時半、翌日は午後11時半。今朝は午前4時過ぎ。蛹が割れる音で目覚めてしまった。写真撮影をし、翅が破損しないうちに野外に放すのもまた手間である。

ゴマダラチョウに気を取られていると、飼育中の蛾類幼虫の食餌植物が切れてしまい真夜中に取りに行く破目に。クスサンの繭もコロコロと音を立てるし、ナンキンキノカワガの繭も連続した振動音を立てる。エダナナフシが産卵する音もあたりが静かな夜間には意外に響く。今見るとまたゴマダラチョウの蛹の色が暗緑色に変色しているではないか!今度の羽化は何時になるのだろう? 

写真:羽化したゴマダラチョウ 2005年8月25日撮影

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August 22, 2005

ゴマダラチョウの羽化

goma0822b早朝ふと目を覚ましたら、8月17日に蛹化したゴマダラチョウが飼育箱の中で羽化していた。午前3時半である。あたりはまだ暗く、ずいぶん早い時間帯に羽化するので驚いた。昨夜午後9時ごろ飼育箱を覗いたら、蛹の翅部が濃くなっていいたので、羽化が近いとは思っていたが、こんなに早く羽化するとは思っていなかった。体温が上昇して動き出す前に写真撮影しようと思い、眠い目をこすりながら撮影する。周囲が暗いのでシャッター速度が遅くて手ぶれ気味であるが、羽化成虫の写真をアップする。こうしてみると、普通種ながらゴマダラチョウはとてもおしゃれなチョウだ。

ここまで書いた後、ふと思いついて先日野外でゴマダラチョウの蛹を見つけた場所へ行ってみたら、葉裏の蛹は割れ、羽化していた。飼育下のデータは野外とほぼ等しいことを確認した。goma0822c

写真:(上)飼育羽化直後のゴマダラチョウ成虫 2005年8月22日午前3時40分
    (下)飛び立つ寸前のゴマダラチョウ成虫              午前6時20分
 

ゴマダラチョウの蛹化

ゴマダラチョウの蛹化(野外編)

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August 21, 2005

モンクロシャチホコの交尾

mate0821mate0821bmonkurob午前10時頃ソメイヨシノの葉上で交尾中のモンクロシャチホコを見た。上が♀、下が♂のようだが、♀の右翅は羽化不全で翅が十分伸び切っていなかった。40分後に見に行くと、♂♀は既に交尾姿勢を解いて葉上に並ぶように静止していた。午後5時過ぎに観察に行くと、まだ同じ位置に留まっていた。♀が他の♂とすぐ再交尾するのを阻止するために♂が♀をガードしていたようである。交尾中の成虫がいるかと思えば、すぐ側のツツジには中令幼虫の姿があった。地面にはモンクロシャチホコ幼虫のものと思われる糞が大量に落ちており、これから秋にかけてその数はますます増加しそうである。

写真:モンクロシャチホコ交尾中、交尾後、中令幼虫 2005年8月21日 名古屋市で撮影

モンクロシャチホコの出現

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August 20, 2005

ヤマトシジミの交尾

mate0820夕涼みを兼ねて午後5時頃裏の河川敷を歩いていると、交尾中のヤマトシジミのカップルに出会った。ガのように触角で区別できないので、私はチョウの雌雄の識別が苦手だが、おそらく写真の向かって左の個体が♂で、右の個体が♀ではないかと思う。その理由は向かって左の個体の尾端には尾毛があり、把握器と思われる器管で右の個体の尾端を掴まえているように見えるからだ。また、向かって左の個体の前脚を見ると、いつでも飛び立てるように構えている。右の個体と好対照である。

夏型のチョウは春型に比べて小さいめだが、なかでもヤマトシジミの夏型はひときわ小さい。夏型成虫が小型化する理由としては、食餌植物のOxalis corniculata カタバミ (カタバミ科)が夏季になると葉が堅くなり、幼虫が消化しにくいことや、高温により幼虫期間が短縮されることなどが考えられる。本種は名古屋市内では年5-6回発生を繰り返し、4月上旬から12月上旬まで成虫が見られる。幼虫態で越冬。冬季には摂食を休止し、枯草の茎などに寄生する。幼虫の食餌植物としてはカタバミ、エゾタチカタバミ以外にも、カタバミ科の園芸品種でも卵や幼虫が見つかっており、オッタチカタバミが食餌植物として報告されている。

本種の日本海側北限はかっては秋田県象潟付近であったが、温暖化の影響か2000年に遂に青森県に進出した。北限周辺のヤマトシジミの現状については「青森の蝶たち 特集 ヤマトシジミの異常現象」を参照されたい。

写真:Pseudozizeeria maha (Kollar, 1844) ヤマトシジミ 2005年8月20日 名古屋市で撮影

参考文献:
遠藤 茂・仁平 勲 (1990) 『日本産蝶類幼虫食餌便覧』 (「グループ多摩虫」)

大阪昆虫同好会『大阪府の昆虫』編集委員会(2005)『大阪府の昆虫』(大阪昆虫同好会)

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イチモンジセセリとキマダラセセリ

ichi0820河川敷を歩いていると、ハイカーの間で「今日は涼しいですね」という言葉が朝の挨拶がわりに交わされる。例年お盆を過ぎると、朝夕に吹く風が心なしか爽やかに感じられるものだが、今朝は特にそう感じた。川風に身を任せながら歩いていると、ヤブカラシの葉上にイチモンジセセリの姿がある。ここ数日イチモンジセセリの個体数が増え、あちこちで見かけるようになっている。早速その姿をカメラに収めようとして、数枚撮影後に接写モードに切り替えたとたん、イチモンジセセリはさっと飛び去ってしまった。次に見つけた個体は葉上でじっとしているので喜んでいると、今度はデジカメの電池切である。電池をセットし終えた時にはイチモンジセセリの姿はとうに消えていた。


kimadara0820bkimadara0820あまりのタイミングの悪さにがっかりしていると、すぐ目の前にキマダラヒカゲが止まっているではないか。敏捷なチョウだが、朝早かったせいか多少動きが悪く、おかげでその姿をカメラに収めることができた。この後、他の場所でもキマダラセセリを2頭見た。キマダラセセリは名古屋市では年2回の発生で、今朝の成虫は第2化である。幼虫の食餌植物はススキである。朝風の涼しさといい、イチモンジセセリの個体数増加、2化目のキマダラセセリ出現といい、野には秋の気配が感じられた。


写真: ヤブカラシに静止するセセリチョウ 2005年8月20日 名古屋市で撮影
    Parnara guttata guttata (Bremer & Grey, 1853) イチモンジセセリ
    Patanthus flavus flavus (Murray, 1875) キマダラセセリ
    
アベリアで吸蜜するイチモンジセセリ

キマダラセセリの吸蜜    

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August 19, 2005

ゴマダラチョウの蛹化(野外編)

gomablotchgomap0819gomapa0819昨日のブログには、飼育下で蛹化したゴマダラチョウのことを書いたが、さきほど野外でも蛹を見つけることができた。蛹を見つけたのは自宅から歩いて3-4分のところに生える樹高2mぐらいのエノキである。通路に面した風通しの良い半日陰の場所で、ゴマダラチョウはこうした環境を好みようだ。山地でも林縁のエノキで幼虫や成虫を見ることが多い。幼虫や蛹を見つける時には、食痕や地面に落ちた糞が手がかりになる。大木にも幼虫はいるが、梯子が無いと撮影できないので、なるべく樹高の低い若い木の方が何かと便利だ。幼虫は葉表に、蛹は葉裏にいる。この蛹は今年9月には羽化する。名古屋市のゴマダラチョウは以前は5月と7月の年2回の出現で、一部少数ながら9月に3回目が出現するとされているが、どうも最近は温暖化のせいか、9月の発生数も増加傾向にあるように思われる。

写真:ゴマダラチョウ幼虫の食痕、蛹が潜むエノキ葉表、同葉裏 2005年8月19日 名古屋市で撮影

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August 18, 2005

ゴマダラチョウの蛹化

gomapupaゴマダラチョウ幼虫が昨日蛹化した。といっても、これは野外のことでなく、飼育下のことだ。自宅周辺では例年お盆シーズン前後に草刈や枝払いが行われ、ゴマダラチョウ幼虫が寄生するエノキの若木は伐採焼却の憂き目に会う。昨年も20数頭ものゴマダラチョウ幼虫がいたエノキが根元から切られてしまった。今年も造園業者が入り出したので、数日前に幼虫5頭を採集して自宅で飼育することにしたのだ。飼育してわかったことは、ゴマダラチョウ幼虫は、1)昼間も摂食しないわけではないが、夜間の方がよく摂食すること、2)幼虫の角は飾りでは無く、幼虫同士で有利な餌場をめぐる闘争に使用されること(実際に幼虫同士が角で相手を突こうとし、片方が引き下がるところを観察した)。写真は飼育箱のプラスチック壁で蛹化したゴマダラチョウの蛹である。写真撮影のために飼育箱を開けたところ、蛹は腹部を振子のように可動させて威嚇した。野外では葉裏に蛹化し、葉そっくりであるために見つけにくい。

写真:ゴマダラチョウ蛹 2005年8月18日 名古屋市で撮影

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August 16, 2005

クヌギハマルタマフシ

kunugi裏の河川敷にはクリの木が生えている。そのクリの木の葉表には赤い玉が多数付いていて、まるで実のように見える。Aphelonyx acutissimae Monzen(1953) クヌギハマルタマバチ(タマバチ科)の単性世代が形成したゴール(Gall  虫こぶ・虫えい)で、クヌギハマルタマフシと呼ばれる。ゴールの中には クヌギハマルタマバチの幼虫がいる。ゴールとは、ゴール形成生物の何らかの刺激によって寄主(Host)になる植物の細胞・組織が増殖・肥大し、植物の部位に生じる変形の総称である。

タマバチ類は単性世代(単為生殖を行う世代)と両性世代(雌雄の受精により次世代を産する世代)を交互に繰り返し、世代毎に別のゴールを形成するものがいる。本種も単性世代と両性世代のゴールは異なり、両性世代のゴールは、クヌギハナコケタマフシと呼ばれる。寄主はクヌギ、アベマキ、クリ。

写真:クリに形成されたクヌギハマルタマフシ 2005年8月16日 名古屋市で撮影

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August 15, 2005

夏のウラギンシジミ

uragin0815今朝早くウラギンシジミが地面すれすれのところをランダム飛行していた。本種は他のチョウよりも早い時間帯から活動するようで、午前5時半頃でも飛んでいることがある。早速撮影しようとしたが、動きが早くてなかなか止まってくれない。あきらめて歩いていると、ナンキンハゼの葉にウラギンシジミが止まっているではないか!そっと近づきシャッターを押したが、2回目ですぐ飛び去ってしまった。自宅周辺にはウラギンシジミの食餌植物であるクズやハギ、エンジュ、フジの仲間が豊富で、特に8月から9月にかけて新鮮な個体が出現する。普通種であるが、太陽の光を受けて輝く銀白色の翅はいつ見ても美しい。

写真:Curetis acuta paracuta ウラギンシジミ 2005年8月15日名古屋市で撮影

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August 14, 2005

ナンキンキノカワガ幼虫

nankinナンキンハゼは中国原産のトウダイグサ科の落葉樹で、街路樹や公園樹として植栽されている。自宅周辺にも多数見られ、晩秋には鮮やかな紅葉が目を楽しませてくれる。ナンキンハゼを摂食する蛾類幼虫としては、ヒロヘリアオイラガ(イラガ科)、ナカアオフトメイガ(メイガ科)、ヨモギエダシャク(シャクガ科)、シンジュサン(ヤママユガ科)、アメリカシロヒトリ(ヒトリガ科)、シロシタヨトウ、ヨトウガ(以上ヤガ科)、ナンキンキノカワガ(コブガ科)などがある。今朝ナンキンハゼの木を見上げていると、枝にハラビロカマキリ幼虫が止まっている。何を狙っているのかと枝先に視線を移すと、葉上にナンキンキノカワガの幼虫の姿があった。体長5mmほどの若令、10mmほどの中令、そして20mm近い亜終令と思しき幼虫だった。

Gadirtha impingens Walker, [1858] ナンキンキノカワガは当地では年2-3回の発生。成虫は4-5月、6月、9-10月に見られる。本種蛹は揺すったり、触って脅かすと、腹部稼動部を回転させて、ビュンビュンというかなり大きな摩擦音を立てる。蛹の尾端部の鑢状部と繭内に幼虫刺毛で作られた数条の隆起と擦り合わせて発音するとのことである。老熟するとナンキンハゼの樹幹の割れ目に繭を造営する。成虫越冬と言われるが、11月下旬や12月にも幼虫や前蛹を見るので、一部は蛹越冬ではないかと推測する。

写真:ナンキンキノカワガ若令幼虫 2005年8月14日 名古屋市で撮影

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August 11, 2005

シモフリスズメの幼虫

shimofuri0811このところネズミモチやトウネズミモチの生垣の側を通ると、黒い糞が多数地面に散らばっている。きっとシモフリスズメの脱糞に違いないと思いながらも、急いでいてよく調べることが出来ないでいた。今朝ふと思いつき、生垣のところへ行って見ると、案の定シモフリスズメの終令幼虫がネズミモチの葉を摂食していた。他にもいるはずだと思って付近のネズミモチを見ると、中令、終令幼虫が6頭見つかった。幼虫を撮影しようと接近すると、気配を察知してか、すぐ葉から口器を離し、3対の胸脚をくっつけ頭部を丸める警戒姿勢を取った。シモフリスズメ幼虫の食餌植物は、ムラサキシキブ、オオムラサキシキブ、クサギ、ハマゴウ(以上クマツヅラ科)、キリ(ゴマノハグサ科)、ハシドイ、イボタノキ、ネズミモチ、オリーブ、モクセイ、ヒイラギ(以上モクセイ科)、ツゲ(ツゲ科)、ノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ科)、シソ(シソ科)、ゴマ(ゴマ科)、ガマズミ(スイカズラ科)などが記録されている。自宅周辺では、ネズミモチとトウネズミモチで幼虫を多数見ている。成虫は年2回の発生(5-9月)。

写真:Psilogramma incretum (Walker, 1865) シモフリスズメ終令幼虫 2005年8月11日名古屋市で撮影

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August 10, 2005

ツツジを食害するアオドウガネ

blotch0810tsutsujiこのところ、植栽のツツジの葉が著しく食害されているのが目に付く。葉縁から弓形にえぐるように食べ、葉脈以外の葉肉を食べてしまうのはルリチュウレンジ幼虫である。この時期同種終令幼虫を見かける。しかし、穴を空けるような食痕は別の昆虫の仕業である。アオドウガネあたりが怪しいと思っていたが、なかなか摂食現場を押える機会がなかった。ところが、今朝早くツツジの植え込みの側に行ったところ、アオドウガネが丁度ツツジの葉を摂食している最中だった。よく見ると、下の方の葉にも何頭かアオドウガネがいて摂食中だった。葉に触れると、コロンと落ちて落葉の間に潜り込む。日中の暑い間は植え込みの下の方や堆積した落葉の間に隠れていて、涼しい時間帯に摂食するらしい。それにしても恐るべき広食性である。これではアオドウガネが増えるはずである。

写真;2005年8月10日 名古屋市で撮影

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August 09, 2005

モンクロシャチホコの出現

monkuro今朝早くいつものコースを散歩中に、ツバキの葉上に静止するモンクロシャチホコ成虫を見た。今年7月30日にも成虫を1頭ソメイヨシノの葉上で見ている。Phalera flavescens (Bremer & Grey, 1853)モンクロシャチホコは、図鑑には年1化と書かれているが、5-6月にも成虫が少数ながら出現するところから年2化と思われる。第2化は自宅周辺では7月下旬から8月中旬に出現する。平地に多い種だが、標高1000Mほどの山地でも見られる。

monkurol幼虫はサクラ、モモ、ウメ、アンズ、ナシ、リンゴ、ニレ、ケヤキ、ビワなどの害虫として知られる。8-9月の幼虫は特に数が多く、サクラの木を丸坊主にして、食い尽くすと木から降り、周りの樹木を暴食し、老熟すると土中へ潜り蛹態で越冬する。幼虫が多いわりに羽化成虫の姿は少ないようで、前蛹もしくは蛹段階での寄生性天敵による死亡率が高いのではないかと思う。

写真:モンクロシャチホコ成虫 2005年8月9日 名古屋市で撮影
    同種若令幼虫      2000年9月6日 愛知県瀬戸市で撮影

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わーい、ゴマダラチョウの幼虫だーい

goma080805昨日の朝、アオドウガネの食性を調べようとエノキの葉を見ていたら、一枚の葉上にゴマダラチョウの幼虫がいる!このエノキの前はこれまでも何度も通っていて、ゴマダラチョウ幼虫がいるのではないかと探したのだが、さっぱり見つからなかった。ところが偶然目が合い、幼虫の大きさがわかったので、本腰を入れて探したところ、2本のエノキ若木から7頭の幼虫(体長約20mm)を見つけ出した。おそらくもっと探せば、他のエノキにも幼虫はいるものと思われる。この夏の幼虫は9月に羽化する第2世代である。

自宅周辺にはエノキが多く植えられているため、ゴマダラチョウはそれほど珍しいチョウではない。けれども、この幼虫はピンクの角といい、黄色の顆粒状の模様といい、エノキの葉そっくりで、いつ見ても素晴らしい。黒と白の粋な模様の成虫は飛んでいると一瞬アゲハのように見える。しかし、アゲハチョウのように翅をひらひらと上下に頻繁に動かさず、まるでグライダーのように水平飛行する。大きさが中型なのでオオムラサキほどインパクトは無いが、体の大きさにしては勇壮な飛び方をするので、遠くからでもゴマダラチョウとわかる。ゴマちゃんは幼虫も成虫も共に素敵なチョウだ。

写真:2005年8月8日朝 名古屋市で撮影

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August 08, 2005

アオドウガネ

enokienju先月アオドウガネ成虫が各種の植物を後食することについて書いたが、その後の調査でアオドウガネはさらに多くの植物を後食することがわかった。新たに摂食しているところを確認した植物は次の7種である。エンジュ(マメ科)、ノブドウ、ヤブカラシ(以上ブドウ科)、フウ(マンサク科)、エノキ(ニレ科)、アベリア(スイカズラ科)、アオギリ(アオギリ科)。ヤブカラシやノブドウは、ヒメコガネやマメコガネも共犯者。なお、先月はヘクソカズラの葉を後食するアオドウガネの写真をアップしたが、花も摂食するところをその後観察している。複数個体が葉に穴を空けるように摂食し、ひとしきり食い荒らすと他へ移動するようである。

写真:2005年8月7日 エノキとエンジュを後食するアオドウガネ 名古屋市で撮影

ヘクソカズラを後食するアオドウガネ

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August 07, 2005

アメリカシロヒトリ2化幼虫の発生

shinju7月末から今月にかけて市内を車で走っていると、葉の一部が葉脈だけで透け透け状態になったり、葉が茶色に変色したり、枝だけで丸坊主になった街路樹をよく見かける。アメリカシロヒトリ2化幼虫の仕業である。アメリカフウ、プラタナス、ソメイヨシノ、アメリカヤマボウシ、シンジュは市内のあちこちに植栽されている街路樹だが、若令期はこれらの木の高いところの枝先が集団営巣により被害を受け、中令以降になると分散するため低い所にも被害が拡大する。さらに終令期になると、ぞろぞろと他の食樹にも移動するので、被害はさらに大きくなる。アマリカシロヒトリ幼虫はドクガやイラガのような毒腺や毒棘は無いようだ。成虫も尾端に毒針毛が付着していることは無い。

yamaboshi街路樹で大発生する理由としては次のようなことが考えられる。1)周りに街灯があるので走光性のあるアメリカシロヒトリ成虫が街灯に集まり、♀は近くの街路樹で産卵する、2)至近距離にまとまった数の食樹が立ち並んでいるため、幼虫の食餌が豊富である 3)定期的に街路樹の枝払いが行われるため葉が柔らかく、幼虫の生育に適している、4)幼虫が多数成育して蛹化すれば、多数の次世代成虫が羽化する・・・・この循環を断ち切るのは至難の業である。

写真:シンジュ(上)とアメリカヤマボウシ(下)を食害するアメリカシロヒトリ幼虫
    2005年8月7日 名古屋市で撮影

アメリカシロヒトリの幼虫
   

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August 06, 2005

コヨツメアオシャク

koyotsme早朝出勤のために車に乗ろうとすると、ドアに淡青緑色の蛾が張り付いていた。いつもよりも遅いので気は焦るが、このシャッターチャンスを逃すようでは虫屋では無い。前翅長10mmあるかないかのアオシャク。急いでデジカメを取り出し、取り敢えず4-5枚撮影する。メタリックの車体に鱗粉がベッタリ付着したが、勝手なもので一向に気にならない。御機嫌で出勤する。夕方PCに画像を取り込んで見ると、Comostola subtiliaria nympha (Butler, 1881)コヨツメアオシャク♀ だった。幼虫の食餌植物はズミ(バラ科)、ネズミモチ(モクセイ科)、サンゴジュ(スイカズラ科)、ヒサカキ(ツバキ科)、リョウブ(リョウブ科)などが記録されている(宮田 1983)。駐車場のまわりにはネズミモチの生垣がある。おそらく写真の個体はそこで発生したものと思われる。

写真: コヨツメアオシャク 2005年8月8日 名古屋市で撮影

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August 05, 2005

自宅近くで見た甲虫2種

usuba1このところ日中暑いので、早朝散歩して虫探しをすることが多い。直翅目昆虫は朝摂食活動を行うことが多いし、コガネムシ科昆虫も早朝摂食しているところをよく見かける。灯火の下では、夜間飛来してそのまま居残っている蛾類や甲虫類を見つけることもある。先日はウスバカミキリ(カミキリムシ科)とシロテンハナムグリ(コガネムシ科)が飛来した。ウスバカミキリは普通種のカミキリムシで良好な自然がまだまだ残されている名古屋市北部ではよく見かける種だが、自宅周辺のような自然度の低い場所では珍しい。シロテンハナムグリはウスバカミキリよりも普通種で、以前は自宅周辺で多数見られたが、最近は相次ぐ樹木の伐採で数が少なくなっている。

shiroten日本の行政は原生林は保全対象にしても植林に関しては対象外である。「自然との共生」を謳う愛知万博開催のために、愛知青少年公園の樹木が大々的に伐採されたし、自宅周辺でも新しい住宅建設や大駐車場設置の折に年輪を経た落葉樹の大木が多数伐採されてしまった。植林の森は人工的なものでいつでも再現可能だから処分しても良いという発想は間違っていると思う。そもそも何故植林が為されたのかというところに立ち返らないと、人間は何度でも過ちを犯し、およそ歴史から学ぶということが無いと思う。

写真:ウスバカミキリとシロテンハナムグリ 2005年8月1日 名古屋市で撮影

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August 04, 2005

ブタクサハムシ

butakusabutakusa2今朝裏の河川敷を歩いていると、オオブタクサ(キク科)の葉が著しく食害されているのに気付いた。葉をよく調べると、ブタクサハムシの成虫が多数いた。Ophraella communa LeSageブタクサハムシ(ハムシ科)は北米原産で、日本では1996年千葉県で初めて発見され、ブタクサハムシと名づけられた進入昆虫で、その後各県で進入が確認されている(大野 1997、滝沢ほか 1999)。花粉症の原因である北米原産の帰化植物ブタクサ、オオブタクサを食害することで注目されている。

私が本種を初めてオオオナモミの葉上で見つけたのは、1999年11月25日のことだった。成虫越冬で、冬季は枯葉や枯木の下で越冬しているところを観察した。名古屋市における最初の発見と喜んだが、実は既に1998年9月14日に名古屋大学構内で西田律夫先生によって多数のブタクサハムシがブタクサで発見されていた(守屋・初宿 2001)。化学生態学の分野で大活躍の西田先生はさすがに子供の頃からの昆虫少年だ。ブタクサハムシを名古屋出張中にちゃんと見つけておられたのだ。

ところで、オオブタクサやブタクサを食害する昆虫はブタクサハムシだけではない。今朝はアシグロツユムシやツチナゴ、トノサマバッタ若令幼虫がオオブタクサを摂食するところを見た。また、オオタバコガやミダレカクモンハマキ幼虫もブタクサやオオブタクサを摂食する。ただ、これらの昆虫は今のところブタクサハムシのように大量発生しブタクサやオオブタクサを激しく食害することはなさそうである。

写真:オオブタクサ葉上のブタクサハムシ成虫と幼虫 2005年8月4日 名古屋市で撮影

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August 02, 2005

セミ3題

aburakuma8月に入って、自宅周辺で聞こえるセミの鳴き声が少し変わってきた。7月中はクマゼミの鳴き声が響き渡り、アブラゼミの鳴き声はクマゼミの大きな鳴き声に負けていた。ところがセミの抜け殻を調べて見ると、アブラゼミの抜け殻の方がクマゼミよりもずっと多い。にもかかわらず、クマゼミの鳴き声ばかりが耳に入ったのは、クマゼミの鳴き方が甲高く、クマゼミ1頭で優にアブラゼミ2頭分の大声を出すからである。

当地ではクマゼミはアブラゼミよりも早く出現する。ここ数日寿命を終えたクマゼミの死骸が地面に落ちているのを見かける。一方、アブラゼミの方は8月になっても羽化しており、個体数を増しつつある。ようやくアブラゼミの鳴き声がクマゼミの鳴き声を制するようになった観がある。不思議なもので、連日クマゼミの「クワッ、クワッ」という派手な合唱を聞かせられると、「ジュージュー」というアブラゼミの鳴き声が無性に懐かしく感じられる。この時期自宅周辺ではアブラゼミやクマゼミよりも個体数は少ないが、ニイニイゼミも生息する。ニイニイゼミは翅の模様に個体変異があるとが知られている。写真の個体は斑紋の色が淡い個体である。自宅周辺でこんなに淡い色のニイニゼミを見たのは初めてである。

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写真:アブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミ 2005年8月1日名古屋市で撮影

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August 01, 2005

夕方のトンボ

maikoここ数日自宅裏の河川敷を飛ぶトンボの数が多くなった。シオカラトンボ、オオシオカラトンボに加えて、マユタテアカネ、マイコアカネが増えてきた。夕方散歩したら、枯れ木の先端にトンボ1頭が止まっている。近づくと逃げるが、すぐ同じ場所に戻って来る。どうやらよほどお気に入りの場所らしい。胸の模様や翅の基部がオレンジ色であることから、Sympetrum kunckeli Selys マイコアカネの♀らしい。浜田康(1991)『土佐のトンボ』(高知新聞社)によると、マイコアカネという和名は「舞子茜」と書き、京の舞子のように顔が白く、華奢な身体に紅を纏った姿に見立てたとのこと。ただし、これは♂のことで、♀は普通の赤トンボと同じだそうな。そういえば、赤トンボの仲間は♂よりも特徴の無い♀の同定の方がむつかしい。

写真:マイコアカネ 2005年8月1日 名古屋市で撮影

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キアゲハの羽化

kiageha27月29日朝、出勤の準備をしながら、ふとテーブルの上の飼育容器に目をやると、なんとチョウの姿が・・・・羽化したばかりのキアゲハが容器の蓋にしっかりと掴っていた。木曽駒高原産の幼虫を飼育羽化させたものだ。容器は某味噌メーカーのもの。蓋にはスプーンが付いているが、チョウ・ガ蛹化・羽化用に取り外さずに付着したまま使用している。幼虫の色彩も良く蛹もきれいな黄緑色だったので、無事羽化するとは思っていたが、それが現実のものとなった時の喜びは一入だった。

写真:キアゲハ成虫  2005年7月29日 名古屋市で撮影

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落花で吸蜜するヤマトシジミ

yamato0731今朝散歩中にエンジュの木の側を通ったところ、エンジュの白い花が地面のあちこちに落ちていた。その落ちた花にヤマトシジミが1頭飛んで来て、しきりに吸蜜している。カメラを近づけると、さっと逃げるが、すぐまた花に寄って来る。じっと見ていると、他の個体も落花に飛来して、吸蜜する。上を見上げると、高さ2mほどのところには花がいっぱい咲いている。その花で吸蜜すれば良いはずなのに、なぜかヤマトシジミは寄ろうとはしない。入れ替わり立ち代り地面に落下した花の方に寄り、吸蜜している。ヤマトシジミは高い位置の花で吸蜜するのが苦手なのだろうか?

写真:ヤマトシジミ 2005年7月31日 午前8時半頃  名古屋市で撮影

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