クヌギハマルタマフシ
裏の河川敷にはクリの木が生えている。そのクリの木の葉表には赤い玉が多数付いていて、まるで実のように見える。Aphelonyx acutissimae Monzen(1953) クヌギハマルタマバチ(タマバチ科)の単性世代が形成したゴール(Gall 虫こぶ・虫えい)で、クヌギハマルタマフシと呼ばれる。ゴールの中には クヌギハマルタマバチの幼虫がいる。ゴールとは、ゴール形成生物の何らかの刺激によって寄主(Host)になる植物の細胞・組織が増殖・肥大し、植物の部位に生じる変形の総称である。
タマバチ類は単性世代(単為生殖を行う世代)と両性世代(雌雄の受精により次世代を産する世代)を交互に繰り返し、世代毎に別のゴールを形成するものがいる。本種も単性世代と両性世代のゴールは異なり、両性世代のゴールは、クヌギハナコケタマフシと呼ばれる。寄主はクヌギ、アベマキ、クリ。
写真:クリに形成されたクヌギハマルタマフシ 2005年8月16日 名古屋市で撮影


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