« アリが用心棒のツバメシジミ幼虫 | Main | ウラナミシジミの交尾 »

August 30, 2005

セスジスズメ

sesujilmsesujill8月初め裏の河川敷では例年草刈が行なわれ、川沿い以外は全て丸坊主に除草される。ところが刈り取り後3週間も経つと、河川敷は若草が伸びはじめ再び緑色となる。この若草に様々な虫達が寄ってくる。Theretra oldenlandiae oldenlandiae (Fabricius, 1775) セスジスメ (スズメガ科)もその一つで、この時期芽吹いたヤブカラシには卵、各令期の幼虫と成虫が見られる。幼虫はかなり色彩変異があり、地色が黒いものから灰色まで多様である。また、尾角はアンテナの役目もしているらしく、背後から接近しても気配を察知して食餌植物からさっと落下。体を丸めて身を護るなど、動作は意外に敏捷である。地面や枯草の上の上にいると体長90mmもの巨体もうっかりすると見落としてしまいそうである。
sesujia

写真:中令幼虫、終令幼虫 セスジスズメ成虫 2005年8月下旬 名古屋市で撮影

|

« アリが用心棒のツバメシジミ幼虫 | Main | ウラナミシジミの交尾 »

Comments

ブトボソさん、コメントありがとうございます。
自宅周辺にもカラスが多く、毎日会っています。

昨日気付いて鱗翅学会の掲示板にも書きましたように、ブトホソさんの飼育品はどうもベニモントラガではなかったようですね。『日本産蛾類生態図鑑』の中でベニモントラガとされている写真はコトラガの幼虫なんです。あの箇所を執筆した杉繁郎先生が中村正直先生から写真をお借りした時、うっかりベニモントラガと間違えたのです。後で差違えに気付いたのですが、遅かったのです。あの本の最大のミスでしたね。

Posted by: Phasmid | September 06, 2005 05:45 AM

早速のご教授感謝です。
まさに虫の何でも屋状態になりつつあります。困ったものです。
今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by: yohbo | September 02, 2005 10:13 PM

Yohboさん、こちらこそご無沙汰しております。

フサオシャチホコですが、土中で蛹越冬します。あの素敵な幼虫を採集なさったのですか。やりましたね。

Posted by: Phasmid | September 02, 2005 08:49 PM

phasmidさん,ご無沙汰しております。
教えていただきたいことが…。フサオの蛹化はやはり土中でしょうか?ご存じでしたらお願いします。

Posted by: yohbo | September 02, 2005 07:00 PM

始めまして。こんにちは。
ブログ拝見させて頂きました。昆虫専門の方だったのですね。ベニモントラガのアドバイスありがとうございました。これからも楽しみにしています。

Posted by: ブトボソ | September 01, 2005 04:53 AM

ちたばさん、コメントありがとうございます。昨日は仕事を終え職場を出たとたん、目の前が見えなくなるような豪雨!フタトガリコヤガやツマグロヒョウモンの見事な刺毛が有毒で無いことを見破るフタモンアシナガバチもセスジスズメ終令幼虫の蛇柄模様は苦手なのでしょうか?

Posted by: Phasmid | August 31, 2005 06:32 AM

こんにちは。今日は午後から雨でしたね。
我が家ではフタモンアシナガバチが巡回、狩りを常時しているのにもかかわらず、このセスジスズメの幼虫の終齢が居ました。
今年はフタトリコヤガもツマグロも終齢になるかならないかで狩られていってしまうのに。どうせならイラガを若齢のうちに狩っていってくれるといいのに。

Posted by: ちたば | August 30, 2005 08:38 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference セスジスズメ:

« アリが用心棒のツバメシジミ幼虫 | Main | ウラナミシジミの交尾 »