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August 09, 2005

モンクロシャチホコの出現

monkuro今朝早くいつものコースを散歩中に、ツバキの葉上に静止するモンクロシャチホコ成虫を見た。今年7月30日にも成虫を1頭ソメイヨシノの葉上で見ている。Phalera flavescens (Bremer & Grey, 1853)モンクロシャチホコは、図鑑には年1化と書かれているが、5-6月にも成虫が少数ながら出現するところから年2化と思われる。第2化は自宅周辺では7月下旬から8月中旬に出現する。平地に多い種だが、標高1000Mほどの山地でも見られる。

monkurol幼虫はサクラ、モモ、ウメ、アンズ、ナシ、リンゴ、ニレ、ケヤキ、ビワなどの害虫として知られる。8-9月の幼虫は特に数が多く、サクラの木を丸坊主にして、食い尽くすと木から降り、周りの樹木を暴食し、老熟すると土中へ潜り蛹態で越冬する。幼虫が多いわりに羽化成虫の姿は少ないようで、前蛹もしくは蛹段階での寄生性天敵による死亡率が高いのではないかと思う。

写真:モンクロシャチホコ成虫 2005年8月9日 名古屋市で撮影
    同種若令幼虫      2000年9月6日 愛知県瀬戸市で撮影

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Comments

itotonbosan さん、コメントありがとうございます。御指摘のように、モンクロシャチホコ幼虫の糞には香りがします。恐らく、幼虫の食餌であるサクラに由来するものでしょう。伊丹市昆虫館の後北峰之氏は、島根の伝承(蛾類幼虫で赤色の染色をした)にヒントを得て、ヤママユガ幼虫の糞を集めて染色を試みておられます。幼虫の食餌によって、黄緑色や黄色の染色ができます。「糞を捨てちゃいけませんよ」と、後北氏はよく言っておられました。

Posted by: phasmid | December 26, 2013 10:30 PM

私のモンクロシャチホコの本当の観察は
地面に落ちている大量の糞から始まりました。
しかもその糞は香がするのです。
サクラの木を見上げれば葉がほとんどありません。
更によく見ると数えきれないほどの黒い張本人が
葉を食い荒らしているではありませんか。
周りを探すと赤い若齢幼虫もいました。

幼虫の糞は香がある
お盆前の頃,大量に幼虫が発生する
若齢幼虫は赤く終齢幼虫は黒い。
幼虫も香りがよく美味しいらしい。

モンクロシャチホコの観察も驚きの連続でした。

Posted by: itotonbosan | December 22, 2013 01:22 PM

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