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September 29, 2005

秋のアメリカシロヒトリ幼虫

amehito0928私の職場の玄関前には一本のシダレザクラがある。毎年春になると美しい花を咲かせ、目を楽しませてくれる。そのシダレザクラの葉の一部が枯死していることに気付いたのは9月9日のことである。アメリカシロヒトリ幼虫の発生である。まだ若令で、本来なら、すぐに管理部門に報告するのが職員としての義務であろうが、蛾好きの私としては躊躇するところである。ついつい報告を怠っているうちに被害は大きくなり、今やシダレザクラの相当部分の葉が枯れてしまった。食害状況から見て来春サクラが咲かないというほどでも無いし、もうすぐ葉も自然に落葉するので、このままにしておいても差し支えないだろうと思っている。

職場のシダレザクラの被害はそこそこだが、このところ周囲の街路樹や庭園樹を見渡すと、時には葉の全部がスカスカになるまでアメリカシロヒトリに食害されているスズカケやアメリカフウを見かけることがある。幼虫はひとしきり食害して終令後期になると木から降りて分散移動する。自宅周辺でも発生木から10メートルぐらい離れたところまで移動して、付近の植物を木本・草本を問わず手当たりしだい食害している。こんなものまで食べるのかと思うような植物にも寄生していることがある。写真は発生木のクワから10メートルほど離れたアメリカセンダングサに寄生していたアメリカシロヒトリ終令幼虫である。この幼虫は蛹化し、この秋第3化成虫が羽化するものと思われる。

写真:2005年9月28日夕方 名古屋市で撮影

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