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October 27, 2005

クリイロアツバの飼育羽化

kuriiro102605飼育中のクリイロアツバがここ数日の間に続々と羽化している。といっても、前翅長11mmほどの大きさで、翅の色は茶褐色をした冴えない成虫である。その辺を飛んでいてもつい見過ごしてしまうような類のアツバである。♀成虫は早くも産卵を開始している。本種は一度に卵塊で産卵せずに、1枚のササの葉裏に縦に2-3個づつ並べて乳白色の丸い卵を産付している。野外では若令ー中令幼虫が圧倒的に多く、終令幼虫にはなかなかお目にかかれない。寄生性天敵や捕食性天敵によって終令に到る前に死亡する個体が多いように思われる。自宅の飼育ケースの中には色鮮やかな終令幼虫が溢れ、それを眺めるとき、独り密やかな喜びに浸ることができる。

写真:Rivula plumipars Hampson, 1907 クリイロアツバ成虫(定光寺産) 2005年10月26日 撮影

クリイロアツバの幼虫

クリイロアツバの蛹巣

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