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October 24, 2005

ナカグロクチバを採集

nakaguro102405a今日は晴天だったので、午後3時過ぎに裏の河川敷を散歩した。のんびりと何を見るというわけでもなく、ぶらりぶらりと歩いていると、突然連れが草を指差しながら、興奮した声を上げる。「あっつ、あの蛾がいるー。早く早く網を貸して」。すぐにピンと来たが、あいにくネットを持っていなかったので、代わりにビニール袋を手渡した。ビニール袋をかぶせるようにして連れが採集したのは、ボロボロで鱗粉が剥がれたGrammodes geometrica (Fabricius, 1775) ナカグロクチバであった。この蛾を裏の河川敷で初めて見たのは今年9月16日のことだった。その後2回ほど目撃したが、いずれも逃げられ採集には至っていない。あれから随分日数が経つので、別の場所へ移動したか、斃死したか、天敵に捕食されたかのいずれかだと思いこんでいた。9月16日目撃した個体がまだ生きているとも思えないので、複数個体が定着していた可能性もあるようだ。

ナカグロクチバの幼虫について詳しい蛾友に電話で報告すると、必ず幼虫がいるはずだから探すようにと言われた。本種の食餌植物であるエノキグサ、コミカンソウ、イヌタデは河川敷には豊富にあるので、幼虫がいる可能性は高いが、あまりに食餌植物が多すぎて探すのも楽ではない。蛾友とは一緒に幼虫採集をしたことがあるが、その眼力は凄く、たった3mmぐらいの幼虫でも見逃さないのだ。目を食餌植物にすり寄せるようにしてしらみつぶしに調べ、幼虫を探し当てる様はまさに名人技である。幼虫探しには私も粘着質の方だが、蛾友の執拗さにはとても適わない。

写真:ナカグロクチバ♂のボロ個体 2005年10月24日 名古屋市で撮影

名古屋にもいたナカグロクチバ 

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