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November 23, 2005

ムラサキシジミの日向ぼっこ

murasaki1123bmurasaki112311月も下旬になり、ようやく自宅の周りの木々も色づいてきたと思っていたら、早くも散歩道には色鮮やかな赤や黄、茶の落葉が舞いはじめている。紅葉は厳しい冬を迎える前の自然の静かな微笑みのようにも感じられる。サクラやケヤキ、モクレン、アメリカハナミズキなどの落葉を一枚一枚見つめながら歩いていると、青光りするものがさっと飛び立ち、すぐ近くの落葉の上に止まるではないか。目で追うと、それはムラサキシジミであった。ソメイヨシノの枯葉の上に翅を閉じて静止するムラサキシジミの姿は、まるで枯葉の一部のように見えた。茶色の裏翅が背景色に溶け込み、姿を見失いそうになるところであった。ムラサキシジミは日光浴を楽しむがごとく、枯葉の上を行ったり来たりして、翅を開いたり閉じたりする行動をかなり長く続けていた。変温動物であるチョウやガでは、このように午前中に翅を開閉させて体温を上昇させる行動はよく見られる。冬に入っても暖かい日には地面で日光浴するムラサキシジミの姿が見られるだろう。

ムラサキシジミ 2005年11月23日午前10時45分 名古屋市で撮影

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Tracked on November 27, 2005 04:17 PM

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