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December 26, 2005

ソトシロオビナミシャク

sotoshirohisakai昨日散歩中に自宅近くのアベマキの幹で蛾を見つけた。前翅長14mmほどの地味なシャクガで、アベマキのゴツゴツとした樹皮の上に静止していると、背景色に溶け込みほとんど目立たない。かなり古びた個体であるが、どうやら Chloroclystis excisa (Butler, 1878) ソトシロオビナミシャク のようだ。3月から12月まで見られる普通種である。幼虫はキリシマツツジ、ヤマツツジ、レンゲツツジ、ミヤマホツツジ、ウラジロヨウラク、ハクサンシャクナゲ、クロマメノキの花(以上ツツジ科)とヒサカキ(ツバキ科)の花を摂食するとのことである。

写真:ソトシロオビナミシャク  2005年12月25日 名古屋市で撮影
     ヒサカキの花       2005年4月7日   同上

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Comments

ブトボソさん、こんにちは。

ソトシロオビナミシャクは北海道(十勝南部、幌尻岳、羊蹄山)でも採集記録があります。当該文献がすぐ出て来ないので正確な出現期はわかりませんが、産地は他にもあると思います。イラガ科蛾類の幼生期についてはまだ未知の種もあり、大変面白い分野ですね。繭に縞模様が入っているのは恐らく普通のイラガだと思いますが。

Posted by: Phasmid | December 30, 2005 05:12 PM

Phasmidさん。おはようございます。
名古屋でも大雪が降りましたがその後はいかがですか?北海道も2~3日間大雪でしたが、これでやっと平年並みの積雪になりました。雪は早いうちに降って貰い3月に入ったら融ける方向へ行って欲しいと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、この時期でもガが健在なのですね。年中見られるという事でしょうか?

この記事の「ソトシロオビナミシャク」が北海道にいるのか分かりませんが、ミノウスバを始め生息地によって蛹の期間に差が出たりと面白いですね。

仮に北海道で産卵されたミノウスバの卵を違う地域へ移動させたら、その地域での生息パターン?に順応するのでしょうか?

Phasmidさんのブログを見ている限りではカメムシなどは同じ時期に越冬しているようです。こちらでカメムシが見られるのはは5月下旬頃からですね。一番昆虫が多く見られるのは8月だと認識しています。もっとも自然が残されている山へ行けばもっと早い時期から昆虫の姿を見る事が出来ます。

鳥になると地域差ってほとんどないのです。渡り鳥になると当然差が出てきますけど・・・・・。そう考えると面白いですね。

先日イラガの一種だと思うのですが、蛹をもらいました。春に羽化しないと種は不明ですが、綺麗に縞模様が入っています。これで我が家の越冬蛹は3種になりました。今から春が待ち遠しいです。

Posted by: ブトボソ | December 28, 2005 05:30 AM

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