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January 01, 2006

ホタルガ越冬幼虫

hotaruga新しい年を迎えたのだが、どうも年明けのような気がしない。31日も出勤だったので、今朝慌てておせち料理を作ったこともあってか、今ひとつ気炎が上がらない。昨日のうちに作れば元旦には間に合ったのだが、夕方クロスジフユエダシャクの観察に行ってしまった。その後は採集品の同定などをして、年の暮れは虫三昧で過ごしてしまったのだ。

さて、今日はまだフィールドへ出ていないので、飼育品をご披露したい。ホタルガの幼虫である。ホタルガは幼虫態で越冬することが知られている。ヒサカキ、ハマヒサカキ、サカキの木の下の方で葉を数枚合わせた間に潜み、暖かい日に摂食して少しづつ生育する。ホタルガの若令幼虫はオキナワルリチラシの若令幼虫と一見似ているので、伊豆半島以南の混生地では注意が必要である。ホタルガ若令幼虫は、1)後胸と第8腹節背上に一対の黒色隆起を持つこと、2)体色が褐色であること、3)オキナワルリチラシに較べて円筒形である、などの特徴を持つ。写真のホタルガ幼虫は昨年12月29日に愛知県の鳳来寺山麓のヒサカキで採集したもので、体長約2.5mmである。

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