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January 03, 2006

チョウセンカマキリの卵鞘

chosenchosen102005今日は小雨が降ったかと思えば、陽が照る不安定な天候だった。今日から出勤で、虫の観察は無理だと思っていたが、帰りがけに職場近くの枯れ枝でチョウセンカマキリの卵鞘を見つけた。名古屋市ではチョウセンカマキリはオオカマキリと同じほど普通に見られるカマキリだが、成虫の形態は大変よく似ていて、背面からの写真では両種の区別はつきにくい。チョウセンカマキリは前脚基節基部の斑紋の色彩が鮮やかな橙色をしており、後翅前縁部と中央部に暗褐色の短いスジを持つ。オオカマキリの前脚基節基部の斑紋の色彩は淡黄色で、後翅基部に紫色斑を持つ。前脚基節基部の色斑は、古びた個体ではわかりにくいこともある。実際に採集し、後翅を広げて紫色斑の有無を確認するのが最も確実である。幼虫の識別も1令幼虫では困難である。しかし、卵鞘の形態は明確に異なるため、両種の識別に役立つ。なお、羽化期は当地ではチョウセンカマキリの方がオオカマキリよりも若干早いようだ。
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イタドリに産付されたチョウセンカマキリの卵鞘 2006年 1月 3日 名古屋市で撮影 
交尾中のチョウセンカマキリ            2005年10月20日  同上
威嚇ポーズを取るオオカマキリ           2001年9月11日  愛知県瀬戸市で撮影

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