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January 26, 2006

ミヤマオビキリガ

konami012606今日は快晴だったので、午後から名古屋市北部の雑木林へフユシャク観察に出かけた。広大な雑木林の中には風がほとんど吹き込まない日当りの良い場所が幾ケ所もある。キタキチョウの越冬場所もそうした暖かいところで、先日と全く同じ姿勢で越冬を続けていた。クロスジフユエダシャクのメスもどうやら終わりらしく、死骸を見ることが多くなった。チャバネフユエダシャクのメスは今日もクヌギとソメイヨシノの樹幹で2頭見つけた。最初のうちこそ大きくて黒白模様が面白いチャバネフユエダシャクのメスに感動もしたが、連日のように見つかるとさすがに有り難味も無くなる。他のフユシャクのメスを見つけたいと思うが、新顔はなかなかお目にかかれない。コナミフユナミシャクのメスは1月8日に見つけて以来ずっと見ていなかったが、今日は2頭見られた。コナミフユナミシャクのメスは体長7mmほどの大きさなので、大変見つけにくい。

miyamaobiそろそろクロテンフユシャク、クロバネフユシャク、シロオビフユシャクなどが現れてもよさそうなものなのに、雌雄ともどもなかなか見つからない。どうも今年のフユシャクの出現期は全体に遅れ気味のような気がする。そんなことを考えながら散策していると、淡茶色の蛾が目の前を飛び、枯葉の上に止まった。越冬キリガだ。糖蜜採集や灯火採集では得られやすいキリガ類だが、昼間飛翔するのは珍しい。どうやらConistra grisescens Draudt, 1950 ミヤマオビキリガのようだ。自宅周辺でも見られる普通種である。幼虫は多食性で、ブナ科、バラ科、カバノキ科、ヤナギ科の各種植物に寄生する。

写真:コナミフユナミシャク♀とミヤマオビキリガ 2006年1月26日 名古屋市で撮影

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