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February 09, 2006

風が苦手なシロフフユエダシャク

shirofu020906今日は晴天だったが、風が強く寒い一日だった。昼過ぎに近くの雑木林へ行ってみたが、フユシャクが飛ぶ姿は見られなかった。冬期に出現するフユシャクもどうやら強風は苦手らしい。きっと樹皮の裏や隙間などに隠れて表には出て来ないのだろう。とはいえ、1頭も見つからないのも変だと思っていたところ、コナラの樹幹にピタリと張り付くようにして止まっているシロフフユエダシャクのオス成虫(前翅長約17mm)を見つけた。幹が二股になっていて、そこだけ風が直接当たりにくい場所だった。本種の斑紋や色彩にはかなり変異があるが、今日見た個体は波状の外横線に消えかかった内横線が接近する個体だった。この時期には近似種ヒロバフユエダシャクも出現するが、ヒロバフユエダシャクの方は前翅が丸みを帯び、外横線が角ばり、概ねシロフフユエダシャクよりも一回り大きいこと、前翅の脈相が異なることで識別できる場合が多い。無論、外形上極めて紛らわしい個体もいて同定に困ることもある。

写真:シロフフユエダシャク♂ 2006年2月9日 名古屋市で撮影

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Tracked on February 12, 2006 01:42 AM

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