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February 17, 2006

小雨の中のフユシャク観察

shirofu021606bshirofu021606c昨日は朝から雨だった。しかし、少々の雨ならかえって蛾観察には好都合とばかり、いつもの雑木林へ足を運んでしまった。乾燥していた樹木の木肌は雨粒で黒々と輝き、苔や地衣類は潤いを取り戻し、木は空高く伸び息づいているようだった。濡れた枯葉を踏みしめながら林内を歩いていると、近くの樹幹からひらひらとシロフフユエダシャクが飛び立った。雨天とはいえ、気温が比較的高いせいか、かなり遠くまで飛翔する。晴天の日には食樹であるクヌギ、コナラ、アベマキの樹幹にシロフフユエダシャクのオスは止まっていることが多い。しかし、雨の日は食樹にこだわらずに、各種樹木の幹の雨が直接かかりくい場所に止まっていた。斜めに傾いた木の裏側には3-4個体かたまって見られることもあった。同じ木の幹でも雨で濡れていない側面には必ずといってよいほど2-3個体のシロフフユエダシャクが樹皮に寄り添うようにして止まっていた。おかげで晴天時よりも容易にオスを30個体ほど見つけることができた。ただし、周囲が薄暗いので、メスの方は見つからなかった。メス観察には晴天の方が良いようだ。

写真:シャシャンボとコナラ樹幹に静止するシロフフユエダシャク オス 2006年2月16日 名古屋市で撮影

シロフフユエダシャク

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 キャンパスのコナラの木がある一角へ行ってみた。地面近くを飛ぶ蛾を見たので、止まったところをよく見たらどうもフユシャクのようだった。斑紋から判断するとシロフフユエダシャクに思えたが、以前クヌギの木で見た個体とはずいぶん異なる。以前の個体は茶色と白がはっきりしていたが、この個体は全体に茶色い。クヌギを食べる個体群とコナラを食べる個体群とで斑紋が違うのだろうか、それともランダムにこれくらいの個体変異があるのだろうか。いろんなかたのweb siteを見るとシロフフユエダシャクの斑紋変異の差は相当大きいよう... [Read More]

Tracked on February 23, 2006 11:09 PM

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