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February 11, 2006

ハイイロフユハマキ

shirifu021106shirofu021106bhaiirofuyu今日は晴天だったので、名古屋市北部の雑木林へ昆虫観察に出かけた。丁度午前11時頃から12時頃、明るい斜面の疎林の間をシロフフユエダシャクのオス成虫達がヒラヒラと飛翔するところを見ることができた。シロフフユエダシャクは大変敏感で、人の気配を察知すると、樹幹から飛んで地面や枯葉の間へ逃げる。一度地面に止まると、波状の斑紋が背景に溶け込み、すぐ目の前に居ても見つけ出すのに大変苦労する。枯葉を騒がしても、蛾は動かずにじっとしているので、目を凝らしてよほど執拗に探しまわらない限り見つからない。何度も騙されながらも根気よく探すうちに、シロフフユエダシャクの姿がやっと枯葉の上に浮き上がって見えるようになった。茶褐色型や、白茶型などかなり多様な型の個体が見られたが、どれも同種であった。

他の蛾も見たいと思っていると、コナラの樹幹に前翅長15mmほどの白灰色の蛾が止まっているのが目に入った。前翅は薄くて細長く、艶があり、白い縁毛を持つ。Kawabeia razowskii (Kawabe, 1963) ハイイロフユハマキだ。かってはフユシャクモドキとも呼ばれた2-3月に出現するハマキガである。どうやら春も近いようである。

【追記】2006年2月12日
採集したハイイロフユハマキはシロフフユエダシャクと一緒にタッパー容器に入れ、昨夜遅く冷凍庫へ入れた。今朝取り出して室内に置いていたところ、シロフフユエダシャクは全部死んでいたが、ハイイロフユハマキは約6時間冷凍したにもかかわらず、まだ生きていた。どうやらハイイロフユハマキはフユシャクに劣らぬ耐寒性を持っているらしい。

写真:2006年2月11日 名古屋市で撮影
    枯葉の上のシロフフユエダシャク、 地表のシロフフユエダシャク、コナラ樹幹のハイイロフユハマキ

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