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February 12, 2006

シモフリトゲエダシャク

shimofuri021206b今日は朝から晴天だった。風は昨日より強く気温もやや低めであったが、フユシャク日和であることに変わりない。午前10時頃名古屋市北部の雑木林へフユシャク観察に出かけた。雑木林へ着くと、思ったよりも暖かく、今にもフユシャクが飛び出しそうな気配がした。昨日はシロフフユエダシャクが飛んでいたので、今日はシモフリトゲエダシャクが飛ぶかもしれない。そう思うと、わくわくした気分になった。枯葉の溜まった斜面を少し歩くと、小さなフユシャクがひらひらと飛ぶのが見えた。シロフフユエダシャクだ。コナラやクヌギの樹幹のあちこちにも止まっている。個体数は昨日よりもずっと多く、オスの出現最盛期らしい。不思議なもので余りに数が多すぎると、感動もしだいに薄れてくる。他の種を見つけたいと思っていると、コナラとヤマザクラの樹幹でPhigalia sinuosaria Leech, 1897 シモフリトゲエダシャクが見つかる。前翅長28-29mmほどの大きさで、フユシャクとしては大型である。中島(1998)によると、シモフリトゲエダシャクはかって早春の蛾(2月下旬-3月上旬)とされていたが、近年は暖冬のためか関東の平地から低山地では12月下旬から3月上旬まで出現期が長くなったとのことである。しかし、名古屋市では概ね2-3月に出現するようである。

文献:中島秀雄(1998)「日本産フユシャクガ類(鱗翅目,シャクガ科)の分類学的, 生態学的研究」(Tinea Vol.15 Supplement 2)

写真:コナラの樹幹に止まるシモフリトゲエダシャク♂ 2006年2月12日 名古屋市で撮影

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