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April 16, 2006

マメナシを食すリンゴハマキクロバ

Mamenashi4月8日に名古屋市北部の雑木林を訪れた時、マメナシの白い花が満開だった。かなり古い樹で、曲がった樹幹はいかにも風情があった。マメナシは本州中部(愛知、長野、岐阜、三重県)に自生するとされるバラ科植物で、秋に小粒のナシのような実をつける小高木である。よく見ると若葉の先端が食害されていた。葉をそっと開くと、黄緑色の蛾の幼虫が潜んでいたので持ち帰った。この幼虫は体長10mmほどで、ほどなく蛹化した。種名は不明なので目下羽化待ちである。

RingohamakiShokukon今日再度マメナシの樹を見に行ったら、花はほとんど散っていた。棘だらけの枝を手に取って若葉を調べると、その中に体長4-5mmのリンゴハマキクロバの幼虫が潜んでいた。本種は幼虫越冬で、根際などに集団営巣し、春になると新芽に潜りこみ摂食を開始する。その後、葉を袋状に折り曲げ、その中で表皮を残して葉肉のみ食害する。食餌植物はリンゴ、ナシ、サンクランボ、サクラ、アンズ、ウメのバラ科各種だが、マメナシの記録は無かったと思う。

マメナシの花            2006年4月 8日 名古屋市で撮影
リンゴハマキクロバ幼虫と食痕  2006年4月18日 同上

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