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May 03, 2006

鳳来寺観光がてら虫採集

Hosoba050106今年のゴールデンウィークは4月29日から5月7日までの長期間。私は前半に4連休を取り、ホソバシャクナゲの花咲く鳳来寺山麓へ家族で出かけた。GW前半は有名観光地でも意外に人が少ないことを経験してきたからだ。予想どおり道路は渋滞も無く、どの店も比較的空いていて買物もらくらく、込み合って昼食場所に困ることも一切無かった。それどころか、余りに空きすぎて些かシラける場面すらあったほどだ。そもそも今回は母と一緒に森林浴と物見遊山がてら蛾の幼虫採集も楽しむという欲張りな旅だった。宿泊先は「モリトピア愛知」。連休中なのにガラガラである。部屋もきれいで眺めも素晴らしくサービスも悪く無いのに、いまいち不人気なのは全面改築後の宿泊料や食事、何よりもレジャースポットとしての魅力が中途半端なためだと思う。しかし、自然さえあれば満足する虫屋にとっては有難い宿泊施設である。夕食は車で20-30分ほどの鳳来寺山表参道にある山菜料理の「雲竜荘」を予約しておいた。洒落た山菜料理を食べさせるとして地元では有名な民芸風旅館だ。期待に反せず趣向を凝らした美味しい山菜料理の数々を手頃な値段で楽しむことができた。幸い母も喜んでくれたようで、内心ほっとした。

Oki050106Akamon050106

さて、肝心の蛾の方だが、夜間灯火に飛来した成虫(ウスギヌカギバ、マエキトビエダシャク、クロフオオシロエダシャク、トガリエダシャク、サザナミスズメなど)を採集したほか、幼虫(オキナワルリチラシ、アカモンナミシャク、カクモンヒトリ、ナワキリガなど)を採集したぐらいである。今年は寒いせいか、幼虫はいずれもまだ小さかった。チョウでは、ウスバシロチョウは見られず、かわりにホソバシャクナゲの花を頻繁に訪れるジャコウアゲハの♀を見た。ネットに入れてみると、ジャコウアゲハはウマノスズクサも無いのに、産卵管を突き出し産卵しようとしていた。母チョウの誤産卵自体は決して珍しいことでは無く、実際にそうした報告例もある。しかし、誤産卵にはそれなりの理由があるはずである。ジャコウアゲハの誤産卵はホソバシャクナゲの花に何らかの産卵刺激物質が含まれていたことにより誘導されたのだろうか?それとも別の要因によるものだろうか?

写真: 2006年5月1日 愛知県新城市鳳来寺門谷で撮影
     ホソバシャクナゲ
     オキナワルリチラシ幼虫、アカモンナミシャク幼虫、

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