ハイモンキシタバ
梅雨の季節は不快指数が高くて過ごしにくい。ところが、そんなじめじめしたシーズンは、虫にとっては絶好の活動期らしい。小雨がぱらついたり、今にも泣き出しそうな天気の日にフィールドへ赴くと、そこはまさに虫の楽園である。夕方や朝方は特に虫の姿が目につく。昨日、ヤナギの大木を見に行くと、樹幹にCatocala agitatrix mabella Holland, 1889 ハイモンキシタバが数頭止まっていた。ハイモンキシタバ幼虫の食餌植物はズミやエゾノコリンゴ、スモモなどのバラ科植物である。付近にはそうした植物は見たらないので、別のバラ科植物に寄生しているものと思われる。成虫の食餌はヤナギ、クヌギの樹液、腐果、花の蜜とのことである(西尾 1997)。先週も同じ場所に止まっていたので、恐らくヤナギから樹液が出ているのであろう。
ハイモンキシタバ2006年6月28日 名古屋市守山区で撮影
文献:西尾規孝(1997). Catocalaの生態. 誘蛾燈 150:101-128











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