道端のチョウ
今日は仕事がお休み。昨夜はついつい夜更かし、今朝は早く目が覚めてしまい、朝食もそこそこに飛び出す。当ても無く歩いていると、ヤマトシジミが道端に咲く淡紫色のクコの花で吸蜜中だった。クコは晩秋になると真っ赤な実を一杯つけるが、花の方は小さくて控え目である。夏の頃に比べて花が少なくなってきているせいか、花ともいえないような花でも重要な吸蜜源なのであろう。チョウは吸蜜に夢中で、デジカメを近づけても逃げようともしなかった。道端の所々には食草のカタバミがあり、ヤマトシジミの飛び交う姿が愛らしかった。よく見かけるチョウだが、朝陽に照らされた淡いブルーの翅は繊細で美しかった。
ヤマトシジミの姿を追いながら歩んでいると、道端の草の上に淡茶色の枯葉のようなものが落ちていた。しかし、枯葉にしては様子がおかしいと思いつつ目を凝らすと、それは交尾中のチャバネセセリのカップルであった。下草の上にいると、淡茶色の姿は本当に目立たない。恐らく急いでいたら、チャバネセセリと気づかずに通り過ぎていたことだろう。本種の地味な色彩は、隠蔽戦略としては効果的なようだ。







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