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February 24, 2009

おひなさまの季節(2)

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折りひなの折り方を忘れかけていたが、少し折り始めると、また記憶が戻ってきた。今日の折ひなは最も単純で、幼稚園児でも折れるもの。渡辺泰士「おりがみふれんど」(1986, 金園社)に載っていたひな人形だ。この本は装丁も今ひとつで、折り方の説明や図も決して親切では無い。しかし、苦労して折り上げてみると、なかなか形がよい。特に動物折り紙がよく出来ている。クワガタやゲンゴロウ、カブトムシが簡単に折れる。

ひな人形は二つ紹介されている。写真は、それを参考にして折り、自分流にアレンジしたものだ。折り紙作家の吉澤章さんは、いつぞや新聞紙上で「おひなさまは品が身上」と書いておられたが、全く同感である。シンプルな折り方ほど、格調が高く、おひなさまに相応しいと思う。

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February 23, 2009

おひなさまの季節

22月というのは何となく憂鬱な季節だ。寒気が少し緩んできたとはいえ、春には未だ遠い。受験シーズンでもあり、受験生は無論のこと、周囲も不安な気分だ。私も今年ある国家試験を受験。3月末の合格発表まで目下 "Waiting for"モードで、落ち着かない日々。ともすれば、気分が落ち込みがちな2月。

しかし、この季節にはひとつ「楽しみ」がある。それは、3月3日のひな祭の準備。といっても、場所を占める段飾りのひな人形は到底無理。その代わりに「折りびな」を飾っている。この「折りびな」は30年ほど前に、福音館書店に勤めていた知人から教えて頂いたもの。田中サタさんという方が書いた「折りびな」という本に作り方は詳しく記されている。多数折ったが、ほとんど差し上げてしまった。唯一手元に残ったのが写真の折びな。出来が悪すぎて、贈り物にならなかったため。折り方は完全にマスターしたと思い込んでいた。ところが、長い間折らなかったこともあって、今やうろ覚え状態。先日来、くだんの本を探そうと家捜しをしたが、何しろ我が家は何千冊もの本があるため、一旦紛れ込んだら容易なことでは見つからない。

やむなく、もう一冊「折りびな」の本を買おうと思って、ネット検索をしたところ、自家出版で同じ内容の本が「折りひな」(田中サタ. 山水比文. 真田房江 著)という題で出ていることを知る。早速、その本を扱っている「絵本の店・星の子」から購入した。届いた本は表紙絵や写真の一部が違っているものの、折り方の説明などは同じ。10cmX10cmの折り紙付きコンセプトも昔と同じ。田中サタさんは「小形ほどあいらしい」と書いておられる。3人官女や5人ばやしを含めて折るときはその方が良い。ただし、内裏雛だけの時は、15cmx15cmの友禅和紙で折り上げると、一層見映えが良い。

Photoついでに折りびなをもうひとつ。これは、「暮しをかざるおりがみ」(高濱利恵 1986 ,マコー書店)に掲載されていた「おびな・めびな」。二枚重ねで折ると、豪華になりますが、私はいっそ簡素化して一枚仕立てで台紙に貼り、おひな様レターにしています。高濱さんの本には顔が描いてありますが、田中サタさんが仰るように、顔を描かない方が品良よく仕上がります。

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