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January 09, 2011

ウスバフユシャクの隠れ場所

正月以来、一月とは思えぬほどの晴れ間が続いている。こんな時期の楽しみは何といってもフユシャク探しである。仕事が終われば平和公園へ直行して、サクラの樹幹を目を釘付けにして見て周る。灯火採集や糖蜜採集は効率よく定量的な昆虫分布調査ができるという点では意味深い。しかし、私は蛾類の種数よりも生態に関心があるので、たとえ効率は悪くても、目視で探すことにしている。フユシャクにとって捕食性天敵は先ず鳥類、クモ類、サシガメ類であろう。それらの天敵の目をくらます為に、フユシャクは枯葉や樹皮の一部であるかのような体色や模様を活用して身を護る。そうした保身を見破る楽しみは格別である。

1)木の腐食部に静止  
サクラの大木の一部が腐食して、スポンジ状にふかふかになっている。そこだけ色が淡黄土色になっており、ピタリと張り付くように静止していると、まるで背景色と一体化され、遠くからはわかりにくい。
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2)樹皮の割れ目に隠れる
樹皮の割れ目の間に隠れると、見る角度によっては全く見えないことがある。
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3)枯葉に擬態?
枯葉がひっかかっているのかな?と思って触って見ると、ふわっとした触感。頭隠して尻隠さず。
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4)根際に隠れる
木の根元の枯葉や雑草の間に身を隠す。動かないかぎり、保護色のためにまず見つからない。風除けも兼ねる利口な隠れ方である。
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