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November 02, 2011

11月のホタルガ

10月23日、ようやくケアマネ試験も終わり、後は結果をゆっくり待つばかり。受験勉強のために10ヶ月間封印していた昆虫観察を再開することになった。とはいえ、気が付いてみたら、もう晩秋。たいていの虫は姿を消しかけている。おまけに10ヶ月ものブランク。この間、虫のことで知識が増えたのは、試験頻出のノルウェー疥癬を引き起こすヒゼンダニのことだけ(;_;)。虫を探す目もすっかり衰え、同定力も完全に鈍っている。どうやら完全復帰には少なくとも数ヶ月はかかりそうである。

幸い、フユシャクシーズンまでには少しゆとりがあるし、ゆっくり時間をかけて鈍った虫屋力を取り戻そうと思いたち、しまい込んでいたデジカメを取り出した。そして、階下に降りたとたんに、ガラス戸に静止する小型の鱗翅目昆虫が目に止まった。最初はテングチョウかと思ったが、よく見るとイカリモンガであった。秋の個体は比較的珍しいし、最近は周辺も開発が進み、食草のシダ類も減少している。自宅周辺では少なくともここ20年ぐらい見ていない。これは幸先の良い再スタートである。
Photo_2

気を良くして、久しぶりに散歩がてら平和公園へ行ってみることに。自宅周辺よりはるかに自然が豊かで、少し歩くだけで心が和む。特に何か探すということもなく、のんびりと歩いていると、ハッカクの木の高いところに黒地に白い帯をした蛾の姿が見えるではないか。一瞬我が目を疑ったが、なんとそれはホタルガであった。葉上でしきりに蝕角を動かしており、櫛毛状の蝕角から明らかに♂とわかる。写真を撮りたかったが、高すぎて上手く撮れない。網も持っていない。同行の伴侶が棒切れを投げて、下へ落とそうとしたが、かえって裏目に出て、もっと上の方へ移動してしまった。11月にホタルガの♂成虫が見られるとは!これも、一生懸命勉強したご褒美かな?

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