November 10, 2011

ササキリ

昨日、平和公園へ寄ってみた。園内には、かなりまとまった数のハクチョウゲが植栽されているので、ホウジャクの幼虫が発生しているのではないかと思い、探してみた。しかし、数が多すぎて、すぐ集中力が切れてしまった。ざっと見たところでは、食痕も見られず、発生していないように見えた。蛾の幼虫なんて、大量に発生しても、少し時期がズレれば、さっぱり見つからないもの。また、時期を変えて又探索してみようと思う。

手ぶらで帰るのも寂しいので、枯れたササに止まっていたササキリを撮影する。ササキリは好きな直翅目昆虫の一つ。それにしても、長い蝕角である。写真の解像度が低いので見難いが、翅や前胸背、触角基部は構造色になっていて、光を浴びると、黒色が虹色に輝くことに気づいた。
Photo_2

ササキリ♂ 2011年11月9日 名古屋市平和公園で撮影

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 06, 2005

寄生されていたヤマクダマキモドキ

yama092405先月末猿投山麓へ行った時、美しい緑色をしたヤマクダマキモドキ(ツユムシ科)を採集した。ところが、昨夜飼育容器を見たら、腹面が黒ずみ、翅の色が変色しかかっている。腹部からはクリーム色の蛆虫が脱出しようとしている。ハエの幼虫らしい。既に脱出した幼虫も含めて3個体を確認した。直翅目昆虫を寄主とするハエはヤドリバエ科とは限らない。ニクバエ科の場合もありうる。

それにしても寄主の体を破ってヤドリバエ幼虫が脱出するところはすさまじいものがある。その写真をブログに掲載するのも諸賢の顰蹙を買いそうである。かわりに先月下旬に定光寺で撮った別の写真をアップする。写真の個体は採集しなかったが、こうしてみると樹上性のヤマクダマキモドキが地面に止まったまま動かずにカメラに収まるというのはどうも変だ。この個体もひょっとして寄生されていて動きが鈍くなっていたのでは?などと、ついつい勘ぐってしまう。これも寄生のトラウマだ。

写真:ヤマクダマキモドキ 2005年9月24日 愛知県瀬戸市定光町で撮影

| | Comments (2) | TrackBack (0)

October 02, 2005

セスジツユムシ

sesujitsyu昨日は午後から瀬戸市定光寺町の自然休養林へ昆虫観察に行った。猿投山と同様に定光寺町も昆虫が豊富なフィールドである。ここでもツクツクボウシがたくさん鳴いていた。時間帯によってどうも鳴き方が異なるらしく、一昨日の猿投山で聞いた鳴き方よりもピッチが早いような気がした。早鳴きもまた素晴らしかった。ササやタケの葉に寄生する幼虫を調べているうちに、ササの葉上で警戒モードのセスジツユムシ♀を見つけた。セスジツユムシには緑色型と褐色型の2型があるが、これは褐色型のようだ。卵はススキやチガヤなどの葉に産付されるというが、幼虫は多食性である。

写真:2005年10月1日 セスジツユムシ 愛知県瀬戸市定光寺町で撮影

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 09, 2005

ショウリョウバッタを捕らえるナガコガネグモ

shoryoこのところチャイロムシヒキやらシオヤアブの捕食シーンばかりを目撃すると思っていたが、今日はクモの捕食シーンを見てしまった。今朝アップしたキチョウの画像の中で、翅のすぐ背後に白いギザギザの帯が見えることにお気づきだろうか?実はキチョウが止まったシロツメクサのすぐ後方には、ナガコガネグモの幼体が掛けた網が張りめぐらされていたのだ。幸いキチョウは網に掛からなかった。しかし、ショウリョウバッタは運悪く罠にはまってしまった。それも一瞬のことでその素早さといったら!何が起こったのか私も最初は事態が飲み込めなかった。ピョンと飛んだとたんに網の端に引っかかったらしい。
nagakogane7

写真:ナガコガネグモ幼体に捕まるショウリョウバッタ幼虫 2005年7月9日 名古屋市で撮影

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 05, 2005

ツユムシ

tsuyu早起きのおかげで、今日はPhaneroptera falcata Podaツユムシ(キリギリス科)の写真を撮ることができた。自宅周辺では一番普通に見られるツユムシだが、天気の良い日は敏捷で少し近づくとピョンと飛ばれてしまう。今朝は時間帯が早かったので、オオブタクサの葉上でじっと動かないでいてくれた。尾端が鎌形なので♀らしい。

自宅周辺には本種のほかにDuceita japonica ThunbergセスジツユムシとPhaneroptera nigroantennata Brunnerアシグロツユムシが生息する。Shirakisotima japonica Mtsumura et Shiraki ホソクビツユムシは名古屋市北部に生息する。

2005年7月5日 名古屋市で撮影

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 23, 2005

ウスイロササキリ

usuiro自宅裏の河川敷にはかなり多くの直翅目昆虫(バッタ、コオロギ、キリギリスなど)が生息している。草叢で最近よく鳴き声を聞くのがConocephalus chinensis (Redtenbacher) ウスイロササキリ(キリギリス科)である。先日からウスイロササキリの写真を撮影したいと思っていたが、近付くとすぐ隠れてしまい、その姿をカメラに収めることができなかった。早朝や夕方遅くだと、比較的動きが弱いのでシャッターチャンスがあるが、そんな時間帯に観察に出ることはむずかしい。そこで今日は雨が小降りになった頃を見計らって河川敷へ下りてみた。変温動物の昆虫は、雨が降ると体温が低下して動きが緩慢だ。気温が上昇すると、瞬く間に敏捷に飛び跳ねるので、その直前を狙う算段である。幸い目論みどおりウスイロササキリはススキの葉上に静止していたので、やっとその姿を捉えることができた。

写真:2005年6月23日 名古屋市で撮影  ウスイロササキリ♀成虫

| | Comments (0) | TrackBack (0)