November 06, 2011

あれ、秋にツクシが・・・・

今日は雨が降ったり、止んだり・・・遠出も出来ず、自宅の周りを虫を探して一日中うろうろ。蛾の幼虫の方は、普通種ながら、リュウキュウキノカワガ(ヤマモモ葉裏)、ホシホウジャク(ヘクソカズラ摂食中)、アメリカシロヒトリ(クワの葉で集団営巣)を観察した。カメムシ類は、ヒメジュウジナガカメムシ(ガガイモ葉裏)とクサギカメムシ(ヤブデマリ葉上)を見た。

しかし、今日一番驚いたのは、ツクシである。2週間ほど前、自宅裏の河川敷では大々的な草刈が行われたのだが、今日よくよく見ると、草の間から季節はずれの黄緑色のツクシの姿があちこちに見られた。このところ、小春日和が続き、先日(11月2日)にはホタルガの出現という珍事もあった。マダラガ類の化成などはかなり幅があるので、遅目に蛹化した個体がこのところの暑さで、間違って羽化しても、それほど不思議なことでは無い。私にとって、季節外れのツクシの出現の方が驚きである。このツクシ、色も青く、卵とじにしてもあまり美味しくなさそう。
Photo_4
2011年11月6日 名古屋市東区で撮影

| | Comments (2) | TrackBack (0)

February 24, 2005

ジンチョウゲの花芽

jinchoge寒さの残る3月、あてどもなく夜歩きをしていると、えもしれぬ香りが漂う。濃艶な芳香によって、沈丁花がすぐ近くで咲いていることに気づく。

闇夜にほのかに漂う香をたよりに、見知らぬ人の面影に想像を巡らし、思いを馳せる。香の配合に小粋な工夫があっても、むせ返るほど匂いが強すぎれば、その人のセンスが疑われる。趣味の良さを感じさせる香なら、人となりや容姿も偲ばれる。華やかさのある香なら、それにふさわしいあでやかな麗人を想わせる。沈丁花の夜の香りは、平安朝の貴人の色事もかくやと想わせる。沈丁花の花芽を見ていると、今にも咲きそうな風情である。(写真は本日撮影)

ところで、沈丁花の葉は肉厚で、どうやら昆虫はこの花があまり好きでないらしい。蛾の幼虫で、沈丁花(ジンチョウゲ科)の葉を摂食するのは、ウスムラサキスジノメイガClupeosoma cinereum (Warren, 1892)と終令後期のモンクロシャチホコphalera flavescens(Bremer & Grey)ぐらいだろうと思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 20, 2005

ヒメオドリコソウの花

himeodori散歩中にヒメオドリコソウを撮影しました。時期が時期だけに、日当たりの良い場所にしか咲いていませんが、春が近づいていることが感じられ、うきうきした気分になります。ヒメオドリコソウの周りにはサザンカの花弁が落ちていて、華ぎがあります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 14, 2005

オオイヌノフグリ

ooinu先日(2月12日)、近くの公園で、オオイヌノフグリの花が僅かですが咲いているのを見つけました。ヒメオドリコソウやカラスノエンドウも蕾が膨らんでいました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

January 05, 2005

「イチョウ精子発見」の検証

hiraseイチョウが精子で受精することは知っていたが、誰がそのような発見をしたのか、この本を読むまで私は全く知らなかった。本間健彦『「イチョウ精子発見」の検証ー平瀬作五郎の生涯』 (新泉社) は、まさに目からウロコものであった。

イチョウ精子の発見は、明治草創期、東大植物学教室に奉職する一「画工」平瀬作五郎によってなされた。平瀬はノン・キャリアであったが故に、まもなく東大を追われ、その後長い間学界から黙殺の憂き目に会い、不遇な後半生を送る。幾多の家庭の不幸にみまわれながらも、真摯で仕事熱心であったという。晩年は南方熊楠との共同研究に情熱を燃やすが、外国の研究者に先を越され、断念する。読んでいると、不遇の中、孤軍奮闘する古武士のような忍耐強さと誠実さを持った人物像が浮かびあがってくる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)